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名古屋の治安ランキング2026
16区の犯罪データと安全な街の選び方
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名古屋16区で令和7年(2025年)の刑法犯発生率が最も低いのは名東区で、人口1,000人あたり5.69件です。次いで緑区5.91件・瑞穂区5.96件が続き、最も高い中区は37.42件で名東区の約6.6倍です。出典は愛知県警察「令和7年中の犯罪の概況(確定値)」の警察署別刑法犯認知件数です。名古屋市の令和8年(2026年)1月1日現在の人口で割って算出し、守山区は尾張旭市分を除く推定値です。ただし中区・中村区は昼間に人が集まる区で、住民の数で割るこの計算では高く出やすくなります。区の比べ方と、物件選びで確認する点をまとめました。
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名古屋16区の治安を数字で比べると
愛知県警察の令和7年(2025年)の警察署別刑法犯認知件数を、名古屋市の令和8年(2026年)1月1日現在の人口で割ると、人口1,000人あたりの発生率が低いのは名東区(5.69)・緑区(5.91)・瑞穂区(5.96)・昭和区(6.52)・天白区(6.70)です。高いのは中区(37.42)・中村区(18.14)・港区(13.48)で、名古屋市平均の推定値は10.11です。
中区・中村区は通勤や買い物で昼間に人が集まる区で、住民の数で割るこの計算では数字が高く出ます。区の数字は候補を絞る目安として使い、最後は物件の周辺を自分で確かめて決めるのが現実的です。
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名古屋16区の犯罪発生率ランキング(令和7年)
発生率の低い順に並べています。発生率=刑法犯認知件数÷人口×1,000です。昼夜間人口比率は昼間人口÷夜間人口×100で、100%を超える区ほど昼間に外から人が集まります。
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| 順位 | 区 | 認知件数(令和7年) | 人口(令和8年1月1日) | 発生率(人口1,000人あたり) | 昼夜間人口比率(令和2年・不詳補完値) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 名東区 | 921件 | 161,957人 | 5.69 | 82.0% |
| 2 | 緑区 | 1,463件 | 247,418人 | 5.91 | 76.1% |
| 3 | 瑞穂区 | 653件 | 109,499人 | 5.96 | 99.9% |
| 4 | 昭和区 | 712件 | 109,150人 | 6.52 | 114.9% |
| 5 | 天白区 | 1,088件 | 162,277人 | 6.70 | 84.2% |
| 6 | 千種区 | 1,214件 | 172,886人 | 7.02 | 107.6% |
| 7 | 守山区(推定) | 1,266件(推定) | 176,256人 | 7.18(推定) | 84.0% |
| 8 | 北区 | 1,355件 | 160,202人 | 8.46 | 87.0% |
| 9 | 南区 | 1,228件 | 132,122人 | 9.29 | 99.7% |
| 10 | 中川区 | 2,086件 | 216,471人 | 9.64 | 84.0% |
| 11 | 西区 | 1,504件 | 153,394人 | 9.80 | 103.4% |
| 12 | 東区 | 980件 | 90,601人 | 10.82 | 157.9% |
| 13 | 熱田区 | 777件 | 67,939人 | 11.44 | 135.2% |
| 14 | 港区 | 1,786件 | 132,527人 | 13.48 | 117.0% |
| 15 | 中村区 | 2,647件 | 145,922人 | 18.14 | 183.9% |
| 16 | 中区 | 4,037件 | 107,883人 | 37.42 | 348.2% |
- 守山区は推定値です。守山警察署は守山区に加えて尾張旭市も管轄しているため、守山警察署の1,707件から尾張旭市の令和7年の認知件数441件(尾張旭市公表の確定値)を差し引いた1,266件で計算しています。署の件数のまま守山区の人口で割ると9.68になり、実際より高く出ます。
- 名古屋市平均の推定値は10.11です(警察署16署の合計24,158件から尾張旭市分441件を除いた23,717件÷全市人口2,346,504人×1,000)。平均を下回るのは表の1〜11位の11区です。
- 認知件数そのものが最も少ないのは瑞穂区(653件)、最も多いのは中区(4,037件)です。
- 緑区は人口が16区で最も多く、件数は1,463件ありますが、人口で割ると2番目に低くなります。
- 熱田区は人口が16区で最も少なく、件数が少し増減しただけで発生率が大きく動きます。
出典:認知件数は愛知県警察「令和7年中の犯罪の概況(確定値)」の警察署別刑法犯認知件数。守山区の推定に使った尾張旭市の件数は尾張旭市「令和7年犯罪発生状況」(令和8年2月、守山警察署の提供情報にもとづく確定値)。人口は名古屋市「毎月1日現在の世帯数と人口(全市・区別)」令和8年(2026年)1月1日現在。昼夜間人口比率は名古屋市「令和2年国勢調査 従業地・通学地による人口・就業状態等集計」の参考表(不詳補完結果)第1-1表。発生率はこれらの公的データから編集部が算出しました(小数第3位を四捨五入)。
この数字の作り方と読むときの注意
愛知県警察は刑法犯認知件数を、市区町村別ではなく警察署別に公表しています。名古屋市内には16区それぞれに同じ名前の警察署が1署ずつあり、15署は管轄区域が区と同じです(例:中警察署の管轄区域は「名古屋市中区」)。守山警察署だけは、守山区に加えて尾張旭市も管轄しています。
そこでこの記事では、15区は警察署の件数をそのまま区の件数として使い、守山区は尾張旭市の分を差し引いた推定値を使って、区の人口で割っています。
この方法には次の限界があります。
- 区ごとの公式統計ではない:警察署別の集計を区に当てはめた数字です。守山区の件数は、県警の署別の数字と尾張旭市の公表値を組み合わせた推定です。
- 市の公表値とも差がある:名古屋市「市内の犯罪発生状況」では、令和7年の市内の刑法犯認知件数は23,592件です。警察署16署の合計24,158件との差566件のうち441件は、守山警察署が管轄する尾張旭市の分とみられます。尾張旭市分を除いた23,717件と比べても125件の差が残り、その理由は公表資料からは分かりません。
- 分母は推計人口:名古屋市の毎月の人口は、国勢調査を基礎に住民基本台帳の増減を加えた推計人口です。住民基本台帳の人口を使う東京版とは作り方が異なります。
- 1年分の数字:名古屋市内16署の合計(尾張旭市分を含む)は、令和6年の21,849件から令和7年は24,158件に増えました。件数は年によって動くため、緑区5.91と瑞穂区5.96のように差が小さい区の順位は入れ替わる可能性があります。
刑法犯全体の町丁別・駅別の件数は公表されていないため、この記事では駅単位のランキングは作っていません。ただし侵入盗・ひったくり・自転車盗・車上ねらいなど主な手口の件数は、愛知県警察の「年間警察署別・校区別発生状況」で警察署別・小学校区別に確認できます(その年の1月からの累計で、翌年2月1日に確定する暫定値です)。
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| 指標 | 内容 | 読むときの注意 |
|---|---|---|
| 刑法犯認知件数 | 警察が把握した刑法犯の件数 | 人口が多い区ほど件数も多くなる |
| 人口1,000人あたり発生率 | 認知件数÷人口×1,000 | 人口規模の違う区を比べられるが、分母は住んでいる人だけ |
| 昼夜間人口比率 | 昼間人口÷夜間人口×100 | 100%を大きく超える区は、外から来た人が関わる件数の分だけ発生率が高く出る |
中区・中村区の発生率が高く出る理由
発生率は「区内で把握された件数÷区に住む人の数」です。中区で起きた事件は、関わった人が区外から来た人でも中区の件数に入ります。一方で分母はその区に住む人だけなので、通勤・通学や買い物で昼間に人が集まる区ほど発生率は高く出ます。
令和2年国勢調査(不詳補完値)では、中区の昼間人口は324,156人で、夜間人口(住んでいる人)93,100人の約3.5倍(昼夜間人口比率348.2%)です。中村区は183.9%、東区は157.9%、熱田区は135.2%で、いずれも名古屋市全体の111.9%を上回ります。中区には栄、中村区には名古屋駅があり、金山駅の周辺は中区と熱田区にまたがっています。
不詳補完値とは、勤め先や通学先が回答されていない人を統計的に割り振って補った値で、名古屋市の解説(市全体111.9%)や当サイトの札幌・広島の治安記事と同じ基準です。補完前の原数値では中区316.4%・市全体111.2%となり、やや低くなります。
参考として、中区の件数を昼間人口で割ると12.5、中村区は10.4になります(件数は令和7年、昼間人口は令和2年と年が異なるため目安です)。名東区の5.69などより高い水準であることは変わりませんが、住民の数で割った37.42ほどの差ではありません。
反対に、発生率が低い名東区・緑区・瑞穂区は昼夜間人口比率が100%未満で、昼間は住民が区外へ通勤・通学している区です。数字の低さには、住宅が中心で外から来る人が少ないことも含まれていると考えられます。
このため、区の数字だけで「この区は危ない」「この区なら安全」とは言えません。同じ区の中でも、ターミナル駅や繁華街の近くと住宅地とでは夜の人通りや雰囲気が違います。東京でも千代田区などで同じことが起きており、東京の治安ランキングで解説しています。
治安の数字を重視して区を選ぶなら
令和7年の発生率が名古屋市平均の推定値(10.11)を下回るのは、低い順に名東区・緑区・瑞穂区・昭和区・天白区・千種区・守山区(推定)・北区・南区・中川区・西区の11区です。数字を重視するなら、この中から通勤先と家賃で候補を絞るのが一つの方法です。
- 発生率が低い5区(名東区5.69〜天白区6.70):5区の差は1.01と小さく、1年分のデータでは順位が入れ替わる可能性があります。順位にこだわるより、通勤経路や家賃と合わせて比べてください。
- 中区・中村区・東区・熱田区に住みたい場合:昼間人口の影響で数字が高く出る区です。区の数字で除外せず、候補の物件の周辺を夜に歩いて判断します。
- 通勤のしやすさ:路線ごとの混雑率は名古屋の通勤ラッシュで確認できます。
「◯◯区は治安が悪い」といったネット上の評判とデータの違いは、名古屋の住みたくない街ランキングの真実で検証しています。
物件選びと内見で確認する防犯の項目
区の統計は、物件のまわりの様子までは示しません。候補の物件が決まったら、次の点を物件資料・内見・管理会社への質問で確認します。
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| 項目 | 確認すること | 確認の方法 |
|---|---|---|
| 部屋の階 | 1階か2階以上か。1階なら窓やベランダが道路・駐車場から近づきやすい位置にないか | 物件資料と内見 |
| 建物の入口と玄関 | オートロック、モニター付きインターホン、防犯カメラの有無と設置場所 | 物件資料で確認し、内見で実物を見る。カメラの位置は管理会社に質問 |
| 窓とベランダ | 隣の建物・塀・配管など足場になるものが近くにないか。補助錠を付けられるか | 内見で目視。補助錠の可否は管理会社に確認 |
| 駅からの帰り道 | 街灯が途切れる区間、夜の人通り、夜も開いている店があるか | 帰宅する時間帯に、駅から物件まで実際に歩く |
| 交番の位置 | 帰り道や徒歩圏に交番があるか | 地図アプリで「交番」を検索 |
| 建物の管理 | ゴミ置き場・郵便受け・共用廊下が荒れていないか | 内見で目視 |
| 小学校区ごとの主な手口の件数 | 住宅を狙った侵入盗や自転車盗などが、物件のある小学校区でどのくらい起きているか | 愛知県警察「年間警察署別・校区別発生状況」で警察署名を選び、校区の行を見る |
| 地域の注意情報 | 声かけ・つきまとい、ひったくりなどの配信情報 | 愛知県警察のメール配信「パトネットあいち」に登録する |
女性の一人暮らしで確認したい項目は女性が安心して一人暮らしできる街|防犯チェックリスト(東京向けの記事ですが、物件と夜道のチェック項目は名古屋でも使えます)に、内見の持ち物と手順は内見チェックリストにまとめています。
治安データを自分で調べる方法
この記事の数字は、次の公的な情報源で確認できます。統計の年と人口の基準日は、ランキング表の出典に記載しています。
表は横にスクロールできます
| 情報源 | 確認できること |
|---|---|
| 愛知県警察「犯罪の概況」 | 警察署別の刑法犯認知件数と罪種別の内訳(名古屋市内は区ごとに1署。守山警察署は尾張旭市も管轄) |
| 愛知県警察「年間警察署別・校区別発生状況」 | 侵入盗・ひったくり・自転車盗・車上ねらいなど主な手口の件数を、警察署別・小学校区別に掲載(当年の暫定値) |
| 愛知県警察 犯罪オープンデータ | ひったくり・車上ねらい・部品ねらい・自動販売機ねらい・自動車盗・オートバイ盗・自転車盗の発生データ(CSV) |
| 名古屋市「市内の犯罪発生状況」 | 市内の刑法犯認知件数などの年間のまとめ |
| 名古屋市「毎月1日現在の世帯数と人口」 | 区別の人口(発生率の分母) |
| パトネットあいち | 愛知県警察のメール配信。不審者情報・犯罪情報などが届く |
| 地図アプリのストリートビュー | 駅から物件までの道の明るさ・見通し(撮影時点の様子) |
名古屋と東京の治安比較|上京を考えている人へ
同じ「認知件数÷人口×1,000」で比べると、名古屋市の平均の推定値は10.11、東京23区の平均は7.54です。東京は警視庁「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」の令和7年の年計(公表当時の暫定値)と住民基本台帳人口、名古屋は警察署別の件数と推計人口を使っており、集計方法が異なるため目安として見てください。
表は横にスクロールできます
| 発生率が低い順 | 名古屋16区 | 東京23区 |
|---|---|---|
| 1位 | 名東区 5.69 | 杉並区 4.37 |
| 2位 | 緑区 5.91 | 目黒区 4.88 |
| 3位 | 瑞穂区 5.96 | 練馬区 4.89 |
上京する場合も考え方は同じで、区の発生率で候補を絞り、昼間人口の影響を踏まえ、最後は物件と夜道で判断します。東京の区別データは東京の治安ランキング【2026年】で、上京の費用は上京にかかる費用まとめで確認できます。
まとめ
- 令和7年の発生率が低いのは名東区・緑区・瑞穂区・昭和区・天白区(5.69〜6.70)。名古屋市平均の推定値は10.11
- 中区37.42・中村区18.14は、昼間に人が集まる区で住民の数で割ると高く出る数字。区全体の危険度とは別に読む
- 数字は警察署別の集計を区に当てたもの。守山区は尾張旭市分を除いた推定で、差の小さい順位にはこだわらない
- 区を絞ったら、帰宅する時間帯に駅から物件まで歩き、防犯設備と小学校区ごとの手口の件数も確認する
よくある質問
名古屋16区の治安とは?
名古屋16区の治安とは、愛知県警察が公表する警察署別の刑法犯認知件数(名古屋市内は各区に同名の1署。守山警察署のみ尾張旭市も管轄するため、守山区は尾張旭市分を除いた推定値)と、それを名古屋市の区別人口で割った人口千人あたり犯罪発生率で測る地域の安全度を指す。令和7年(2025年)の認知件数を令和8年(2026年)1月の人口で割ると、発生率が低い上位は名東区・緑区・瑞穂区・昭和区・天白区(5.69〜6.70)。一方、栄を抱える中区(37.42)と名古屋駅を抱える中村区(18.14)は昼間人口・来街者の影響で数字が膨らんでおり、住宅街の体感治安とは分けて読む必要がある。
名古屋16区で治安がいい区はどこ?
令和7年(2025年)の警察署別刑法犯認知件数を令和8年(2026年)1月の人口で割ると、発生率が低い順に名東区(5.69)・緑区(5.91)・瑞穂区(5.96)・昭和区(6.52)・天白区(6.70)です。
中区の発生率37.42は「住むと危険」という意味?
そうとは言えません。中区の昼間人口は夜間人口の約3.5倍(令和2年国勢調査の不詳補完値)あり、区外から来た人が関わる事件も中区の件数に入る一方、分母は住民だけのため発生率が高く出ます。物件ごとに周辺の夜の様子を確認して判断してください。
名古屋の治安ランキングはどう見ればいい?
認知件数でなく人口1,000人あたりの発生率で比較し、昼間人口が多い区(中区・中村区・東区・熱田区)は数字が高く出やすい点を踏まえて読みます。名古屋市平均の推定値は10.11です(守山警察署が管轄する尾張旭市の分を除いて算出)。
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