横浜の治安ランキング2026
18区の犯罪データと安全な街の選び方
横浜市18区の治安とは?
横浜市18区の治安とは、神奈川県警察が公開する刑法犯認知件数と、それを住民人口で割った人口千人あたり犯罪発生率で測る地域の安全度を指す。令和7年(2025年)の認知件数を2026年1月人口で割ると、発生率が低い上位は青葉区(3.04)・栄区(3.33)・南区(3.91)・緑区(3.98)・保土ケ谷区(4.04)。横浜市全体は5.04。西区(14.34)・中区(10.96)は高いが、昼夜間人口比率が西区210.4・中区168.7(神奈川県内1位・2位)と昼間の来街者で件数が膨らむ繁華街バイアスを含む数字であり、住宅街の治安をそのまま示すものではない。
横浜18区で治安がいい区はどこ?
令和7年(2025年)の犯罪認知件数を2026年1月の人口で割ると、発生率が低い順に青葉区(3.04)・栄区(3.33)・南区(3.91)・緑区(3.98)・保土ケ谷区(4.04)です。
西区・中区の発生率が高いのはなぜ?
横浜駅・みなとみらい・関内などに昼間人口と来街者が集中するためです。昼夜間人口比率は西区210.4・中区168.7と神奈川県内1位・2位で、住民あたりの発生率が実態より高く見えます。
横浜の治安は東京と比べてどう?
同じ式での算出では横浜市全体5.04、東京23区平均7.54(当サイト算出)で、横浜のほうが低い水準です。青葉区・栄区は東京の上位区よりさらに低い発生率です。
横浜で部屋を探すなら治安データから始める【2026年版】
横浜市は18の行政区からなる人口約375万人の都市です。「横浜」と一口に言っても、横浜駅やみなとみらいのある都心部と、青葉区や栄区のような住宅地では街の性格がまったく違います。結論から言うと、令和7年(2025年)の犯罪データで人口1,000人あたりの発生率が低いのは青葉区・栄区・南区・緑区・保土ケ谷区です。神奈川県警察の公的データをもとに、安心して住めるエリアの選び方を解説します。
これから都内へ通勤する予定の人は、横浜に住み続けるか都内に引っ越すかの比較材料として東京の治安ランキング【23区犯罪データ】も合わせてどうぞ。
犯罪統計の読み方|「件数」でなく「発生率」と「昼間人口」で見る
結論:治安を数字で判断するときは、犯罪認知件数の実数ではなく「人口1,000人あたりの発生率」を見ること。そして横浜では、繁華街を抱える西区・中区の発生率は昼間人口・来街者で大きく膨らむという補正を頭に入れることが最重要です。
治安データの入手先
神奈川県警察は毎年「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数」を公開しています。横浜市は18区別に、刑法犯の総数と罪種別(窃盗・粗暴犯・侵入盗など)の件数が確認できます。本記事は令和7年12月末の確定値を使用しています。
見るべき3つの指標
| 指標 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 犯罪認知件数 | 警察が把握した犯罪の総数 | 人口が多い区は件数も多くなる |
| 人口1,000人あたり発生率 | 認知件数 ÷ 住民人口 × 1,000 | 住宅街の治安比較に最適。ただし繁華街区は住民以外の被害も分子に入る |
| 昼夜間人口比率 | 昼間人口 ÷ 夜間人口 × 100 | 令和2年国勢調査で西区は210.4、中区は168.7と神奈川県内1位・2位。昼間の人出で件数が膨らむ |
発生率の分母は「そこに住んでいる人」ですが、分子の犯罪件数には買い物客・観光客・通勤者が巻き込まれた事件も含まれます。西区(横浜駅・みなとみらい)は同調査で夜間人口約10.5万人に対して昼間人口が約22.1万人と2倍以上。発生率が高い=住宅街が危険、ではありません。この読み方指南が本記事で一番大事なポイントです。
横浜市18区 治安ランキング【令和7年犯罪データ×2026年1月人口】
結論:令和7年(2025年)の刑法犯認知件数を2026年1月1日現在の人口で割ると、発生率が低い(治安がいい)区は青葉区・栄区・南区・緑区・保土ケ谷区の順です。横浜市全体の発生率は5.04でした。
| 順位 | 区名 | 認知件数 (令和7年) | 人口 (2026年1月) | 人口1,000人 あたり発生率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 青葉区 | 930件 | 305,580人 | 3.04 |
| 2 | 栄区 | 399件 | 119,942人 | 3.33 |
| 3 | 南区 | 786件 | 200,857人 | 3.91 |
| 4 | 緑区 | 720件 | 181,096人 | 3.98 |
| 5 | 保土ケ谷区 | 819件 | 202,805人 | 4.04 |
| 6 | 戸塚区 | 1,151件 | 280,558人 | 4.10 |
| 7 | 磯子区 | 714件 | 164,724人 | 4.33 |
| 8 | 泉区 | 654件 | 150,615人 | 4.34 |
| 9 | 都筑区 | 976件 | 214,032人 | 4.56 |
| 10 | 旭区 | 1,105件 | 241,178人 | 4.58 |
| 11 | 港南区 | 1,000件 | 210,696人 | 4.75 |
| 12 | 神奈川区 | 1,200件 | 247,956人 | 4.84 |
| 13 | 港北区 | 1,763件 | 360,166人 | 4.89 |
| 14 | 瀬谷区 | 644件 | 121,342人 | 5.31 |
| 15 | 金沢区 | 1,057件 | 190,971人 | 5.53 |
| 16 | 鶴見区 | 1,756件 | 297,274人 | 5.91 |
| 17 | 中区 | 1,711件 | 156,177人 | 10.96 |
| 18 | 西区 | 1,539件 | 107,346人 | 14.34 |
※ 出典:認知件数は神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数」令和7年12月末確定値(発生地ベースの集計)、人口は神奈川県「住民基本台帳による人口」令和8年(2026年)1月1日現在(速報値)。人口1,000人あたり発生率(=認知件数÷人口×1,000)は、この2つの公的データをもとにヤスクスム編集部が算出しました。
治安がいい区TOP5の特徴
結論:上位5区に共通するのは「大きな繁華街・歓楽街がなく、住宅が中心の区」であることです。
- 青葉区(発生率3.04):東急田園都市線沿線の住宅地。認知件数930件に対して人口が約30.6万人と市内2位の規模で、発生率は18区で最も低い水準です
- 栄区(発生率3.33):市南部の住宅地。認知件数399件は18区で最少です
- 南区(発生率3.91):横浜市営地下鉄ブルーライン沿線。人口約20万人の下町的な住宅地で、発生率は市平均5.04を大きく下回ります
- 緑区(発生率3.98):JR横浜線沿線。件数720件・発生率とも低水準です
- 保土ケ谷区(発生率4.04):相鉄線・JR横須賀線沿線の住宅地。横浜駅に近い割に発生率が低いのが特徴です
なお「発生率が低い区の中の駅」まで絞り込む場合は、夜の人通り・街灯・帰り道の店舗など現地でしか分からない要素が効いてきます。後述の内見チェックリストと合わせて判断してください。
西区・中区・鶴見区の数字はどう読むべきか
結論:発生率ワースト2の西区(14.34)・中区(10.96)は、横浜駅・みなとみらい・関内といった商業集積に人が集まることで数字が膨らむ「繁華街バイアス」の代表例です。区全体が危険なわけではありません。
西区:夜間人口の2倍以上が昼間に集まる
西区は横浜駅とみなとみらいを抱え、昼夜間人口比率210.4は神奈川県内1位(令和2年国勢調査)。同調査では夜間人口約10.5万人の区に、昼は約22.1万人が集まります。買い物客や乗降客を狙ったスリ・置き引きなども分子に入るため、住民あたりの発生率は実態以上に高く見えます。
中区:エリアによる差が大きい区
中区は関内・伊勢佐木町・中華街などの繁華街と、山手などの住宅地が同居する区です。昼夜間人口比率168.7は県内2位。ネット上の評判で名前が挙がりやすい区ですが、その検証は横浜の住みたくない街ランキングの真実で詳しくやっています。
鶴見区:発生率5.91は市平均に近い
鶴見区の発生率5.91は、市平均5.04より高いものの西区・中区とは水準が違います。件数1,756件は区の人口が約29.7万人(市内3位の規模)であることも効いています。
住まい選びでは「侵入盗」も見る
住宅を狙う侵入盗(空き巣など)の件数は、繁華街の多い区とは別の分布になります。令和7年の侵入盗の認知件数は港北区が117件と18区で最も多く、西区は31件・中区は43件でした。発生率ランキングだけでは見えない「住宅街のリスク」はこの数字で補正できます。1階を避ける・補助錠を付けるといった対策は区を問わず有効です。
横浜と東京、治安データで比べるとどうか
結論:同じ計算式(認知件数÷人口×1,000)で比べると、横浜市全体の発生率は5.04。当サイトの東京の治安ランキングで算出した東京23区平均7.54より低い水準です。
東京23区で発生率が低い杉並区(4.37)・目黒区(4.88)に対し、横浜は青葉区3.04・栄区3.33と、それを下回る区が複数あります。「都内より横浜のほうが体感治安は穏やか」という感覚は、データでもある程度裏付けられます。一方で通勤時間・混雑は横浜側の負担になるので、横浜の通勤ラッシュ【路線別混雑率】とセットで判断するのがおすすめです。都内に住む場合の費用感は上京にかかる費用まとめで試算できます。
女性の一人暮らしで横浜の街を選ぶポイント
結論:区単位の発生率で大枠を絞ったら、最後は「駅から物件までの夜道」で決めます。データで有利なのは発生率が低くて住宅中心の青葉区・栄区・緑区・保土ケ谷区など。そのうえで以下を満たす物件を選べば、どの区でも安全性は大きく高まります。
- 2階以上・オートロック付き(なければモニター付きインターホンで代替)
- 駅から物件まで大通りや商店街を通って帰れる
- 帰り道にコンビニなど夜間も明るい店舗がある
- 内見は夜の時間帯にも行き、街灯と人通りを確認する
防犯対策の全般は女性が安心して一人暮らしできる街|防犯チェックリストにまとめています。
内見時の治安チェックリスト
結論:物件の中だけでなく「外」を見るのが治安チェックの本体です。
| チェック項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 夜道の明るさ | 駅から物件まで、暗い区間が長く続かないか。夜19時以降に一度歩く |
| 人通り | 夜間に歩行者がいるルートを確保できるか |
| 建物の管理状態 | エントランス・郵便受け・ゴミ置き場が荒れていないか |
| 防犯設備 | オートロック・防犯カメラ・モニター付きインターホンの有無 |
| 周辺施設 | コンビニ・交番の位置。Googleマップとストリートビューで事前確認 |
持ち物や当日の流れは内見チェックリスト完全版をご覧ください。
治安データを自分で調べる方法
結論:横浜の治安は公的データで自分でも検証できます。
- 神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数」:本記事の元データ。年別の確定値が公開されており、18区別に罪種まで確認できます
- 神奈川県「住民基本台帳による人口」:発生率の分母。毎年1月1日現在の区別人口が公開されます
- Googleマップ ストリートビュー:駅から物件までの道の明るさ・見通しを事前に確認できます
自分で調べる時間がない方は、LINEで希望エリアを送ってもらえれば、犯罪データの読み方も含めてお手伝いします。
よくある質問(FAQ)
まとめ|横浜の治安は「発生率×昼間人口×帰り道」で判断する
結論:横浜の治安データは、①発生率で区の大枠を掴む → ②繁華街区(西区・中区)は昼間人口バイアスを補正して読む → ③最後は駅と帰り道を夜に確認する、の3段階で使うのが正解です。
- 発生率が低いのは青葉区・栄区・南区・緑区・保土ケ谷区(令和7年データ)
- 西区14.34・中区10.96は昼夜間人口比率210.4・168.7の繁華街バイアス込みの数字
- 住宅街のリスクは侵入盗件数(港北区117件など)で補正する
- 横浜市全体の発生率5.04は東京23区平均7.54より低い水準
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