メインコンテンツへスキップ

横浜の治安ランキング2026
18区の犯罪データと安全な街の選び方

目次へ

横浜市18区の刑法犯発生率(人口1,000人あたり・令和7年)は、青葉区の3.04から西区の14.34まで約4.7倍の開きがあります。神奈川県警察が区ごとに公表した件数を、区の人口で割って算出しました。昼間に人が集まる西区・中区の数字の読み方と、物件選びで確かめたい点をまとめます。

目次読みたいところへ

横浜市18区の刑法犯発生率(令和7年・人口1,000人あたり)

令和7年(2025年)に横浜市内で警察が認知した刑法犯の件数(神奈川県警察の確定値)を区の人口で割ると、発生率が低いのは青葉区(3.04)・栄区(3.33)・南区(3.91)、最も高いのは西区(14.34)で、中区(10.96)が続きます。横浜市全体は5.04です。市全体を下回るのは青葉区から港北区(4.89)までの13区で、上回るのは瀬谷区(5.31)・金沢区(5.53)・鶴見区(5.91)・中区・西区の5区です。

この発生率は「その区で起きた事件の件数」を「その区に住む人の数」で割ったものです。住民一人ひとりの危険度をそのまま表すものではなく、区外から通勤・通学してくる人が多い区ほど高く出やすくなります。右端の昼夜間人口比率(100を超えると、区外から通勤・通学してくる人のほうが多い)とあわせて見てください。

表は横にスクロールできます

順位(発生率の低い順)区認知件数(令和7年)人口(令和8年1月1日)発生率(人口1,000人あたり)昼夜間人口比率(令和2年・不詳補完値)
1青葉区930件305,580人3.0476.6
2栄区399件119,942人3.3380.2
3南区786件200,857人3.9174.0
4緑区720件181,096人3.9880.0
5保土ケ谷区819件202,805人4.0480.3
6戸塚区1,151件280,558人4.1085.5
7磯子区714件164,724人4.3381.1
8泉区654件150,615人4.3476.5
9都筑区976件214,032人4.5696.8
10旭区1,105件241,178人4.5878.5
11港南区1,000件210,696人4.7577.4
12神奈川区1,200件247,956人4.8496.9
13港北区1,763件360,166人4.8989.9
14瀬谷区644件121,342人5.3180.6
15金沢区1,057件190,971人5.5397.9
16鶴見区1,756件297,274人5.9185.4
17中区1,711件156,177人10.96168.7
18西区1,539件107,346人14.34210.4
-横浜市18,925件3,753,315人5.0491.1

出典:認知件数は神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数」令和7年12月末確定値の刑法犯総数(18区の件数の合計は18,924件で、表の横浜市計18,925件と1件違います。表の記載のまま)。この表は市区町村ごとに発生した件数をまとめたもので、警察署ごとの件数とは異なります。人口は神奈川県「市町村別人口、世帯数」2026年1月1日現在(住民基本台帳人口、日本人と外国人の計)。発生率=認知件数÷人口×1,000(編集部算出、小数第3位を四捨五入)。昼夜間人口比率は総務省統計局「令和2年国勢調査 従業地・通学地による人口・就業状態等集計」参考表・不詳補完結果 第1-1表(勤め先や通学先が未回答の人を統計的に補った値)。

数字を読むときの注意

件数ではなく人口あたりの発生率で比べる

認知件数は人口が多い区ほど多くなります。件数が最も多いのは港北区(1,763件)ですが、人口(360,166人)も18区で最も多いため、発生率は4.89で市全体を下回ります。件数が最も少ないのは栄区(399件)です。件数の順と発生率の順は一致しないため、ネットで見かけるランキングは、件数と発生率のどちらで並べたものかを確かめてください。

上位の順位は年によって入れ替わる

前年の令和6年(2024年)の確定値を、2025年1月1日現在の人口で割り直しました。発生率が低いのは栄区(3.37)・青葉区(3.43)・戸塚区(3.44)・緑区(3.56)・磯子区(3.79)の順で、横浜市全体は4.66でした。令和7年に3位の南区は令和6年は10位(3.95)、令和6年に3位の戸塚区は令和7年は6位(4.10)です。発生率が高い3区(鶴見区・中区・西区)とその順番は、2年とも同じでした。市全体を下回る区どうしの差は小さく、上位の順位は年によって変わる程度の差と考えてください。

刑法犯全体の件数は区単位まで

神奈川県警察は刑法犯の件数を市区町村別に公表しており、横浜市は18区別の数字があります。刑法犯全体を町丁目や駅ごとにまとめた表は、県警の統計ページには見当たりません。区の数字は、区内のさまざまな地域をまとめた平均だと考えてください。

神奈川県警察は、7つの手口について、発生した町丁目・日付・時間帯・場所付きのデータをオープンデータとして公開しています。対象はひったくり・車上ねらい・部品ねらい・自動販売機ねらい・自動車盗・オートバイ盗・自転車盗です(下の「自分で確認する方法」を参照)。刑法犯全体ではありませんが、物件の周りでどんな被害が起きているかを確かめる手がかりになります。

件数・人口と昼夜間人口比率の年が違う

件数は令和7年(2025年)1年間の合計、人口はその翌日にあたる2026年1月1日現在の値です。昼夜間人口比率は5年ごとの国勢調査の値で、この記事では令和2年(2020年)の値を使っています。

ネットの「住みたくない街」ランキングで名前が挙がる区と、区の統計との関係は横浜の住みたくない街ランキングの真実で検証しています。

西区・中区の発生率が高く出る理由:通勤・通学で人が集まる区

令和2年国勢調査(不詳補完値)の昼夜間人口比率は西区210.4・中区168.7で、神奈川県内の市区町村で1位・2位です。ほかの16区はいずれも100を下回ります(74.0〜97.9)。同じ国勢調査で、西区は夜間人口(住んでいる人)104,935人に対して昼間人口が220,817人で、約2.1倍です。中区は151,388人に対して255,403人で、約1.7倍です。

国勢調査の昼間人口は、住んでいる人に通勤・通学で出入りする人を足し引きした数で、買い物客や観光客は含みません。買い物や観光で訪れる人まで含めると、日中から夜にかけて区内にいる人はさらに多いと考えられます。

神奈川県警察の表は、事件が起きた市区町村ごとに件数をまとめたものです。一方、発生率の分母はその区に住む人だけです。区外から来た人が関わる事件も起きた区の件数に入るため、外から人が集まる区では、住民の人数に比べて件数が多く出やすくなります。この数字だけでは、西区・中区に住む人にとっての危険度は判断できません。

参考として件数を昼間人口で割ると、西区6.97・鶴見区6.91・中区6.70です。この割り方でも高い3区ですが、ほかの15区(3.91〜6.51)との差は縮まります。ただし件数は令和7年、昼間人口は令和2年と年が異なるうえ、昼間人口には買い物客や観光客が入っていないため、目安にとどまります。住民で割っても昼間人口で割っても、区の数字だけで住む場所の安全は決まりません。

2026年1月1日現在、西区には107,346人、中区には156,177人が住んでいます。同じ区でも、場所によって夜の人通りや明るさは違います。西区・中区で探す場合は、物件ごとに駅からの帰り道と周りの様子を確かめてください。

鶴見区は昼夜間人口比率では説明できない

鶴見区の発生率5.91は市全体(5.04)を上回り、18区で3番目に高い数字です(令和6年も5.07で3番目)。昼夜間人口比率は85.4で100を下回るため、昼間に通勤・通学で人が集まることでは説明できません。買い物や観光で訪れる人は昼間人口に含まれないため、来訪者の影響がないとも言えませんが、なぜ高いのかは公表されている区の統計からは分かりません。件数(1,756件)は港北区に次いで多く、人口(297,274人)は港北区・青葉区に次いで3番目に多い区です。

住まいに関わる手口:侵入盗と自転車盗(令和7年・区別)

刑法犯全体の発生率とは別に、住まいに関わる手口の件数も区ごとに公表されています。神奈川県警察の表の「侵入盗」には、空き巣・忍込み・居空きのほか、事務所荒し・出店荒しなども含まれます。下の表は、刑法犯全体の発生率が低い順に並べています。

表は横にスクロールできます

区(発生率の低い順)侵入盗(件・人口1,000人あたり)うち空き巣・忍込み・居空き(件・人口1,000人あたり)自転車盗(件・人口1,000人あたり)
青葉区64件(0.209)27件(0.088)187件(0.61)
栄区13件(0.108)5件(0.042)58件(0.48)
南区21件(0.105)9件(0.045)190件(0.95)
緑区37件(0.204)9件(0.050)124件(0.68)
保土ケ谷区40件(0.197)15件(0.074)137件(0.68)
戸塚区48件(0.171)11件(0.039)221件(0.79)
磯子区29件(0.176)9件(0.055)167件(1.01)
泉区55件(0.365)30件(0.199)139件(0.92)
都筑区38件(0.178)9件(0.042)210件(0.98)
旭区59件(0.245)18件(0.075)172件(0.71)
港南区31件(0.147)9件(0.043)164件(0.78)
神奈川区26件(0.105)8件(0.032)210件(0.85)
港北区117件(0.325)37件(0.103)427件(1.19)
瀬谷区56件(0.462)9件(0.074)126件(1.04)
金沢区46件(0.241)12件(0.063)320件(1.68)
鶴見区48件(0.161)13件(0.044)416件(1.40)
中区43件(0.275)13件(0.083)304件(1.95)
西区31件(0.289)7件(0.065)142件(1.32)
横浜市(18区計)802件(0.214)250件(0.067)3,714件(0.99)

出典:神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数」令和7年12月末確定値の「窃盗犯 手口別 市区町村別 認知件数」。人口は上の表と同じ2026年1月1日現在の住民基本台帳人口で、人口1,000人あたりの件数は編集部が算出しました(侵入盗と空き巣・忍込み・居空きは小数第4位、自転車盗は小数第3位を四捨五入)。

侵入盗の人口1,000人あたりの件数は、横浜市全体で0.214です。刑法犯全体の発生率が市全体を下回る区でも、泉区(0.365)・港北区(0.325)・旭区(0.245)は、侵入盗の人口あたりの件数が市全体を上回ります。人口あたりで最も多いのは瀬谷区(0.462)、件数で最も多いのは港北区(117件。うち事務所荒し40件)です。空き巣・忍込み・居空きに絞ると、件数は区ごとに5〜37件と少なく、1年分の数字だけで区の差を判断するのは難しい規模です。1階を避ける、補助錠を付けるといった対策は、どの区でも検討する価値があります。

自転車盗は横浜市18区で3,714件で、刑法犯全体(18,925件)の約2割です。神奈川県警察のオープンデータ(令和7年発生分)で、横浜市の自転車盗を発生場所別に数えると次のとおりです。

  • 駐車(輪)場:956件
  • 4階建て以上の共同住宅:665件
  • 3階建て以下の共同住宅などその他の住宅:401件
  • 一戸建住宅:284件
  • 道路上:504件
  • その他:904件

住宅での被害は合わせて1,350件(約36%)です。全体の約3分の2(2,488件)は、施錠していない自転車でした。自転車を使うなら自宅の駐輪場でも鍵をかけ、駐輪場の位置・照明・防犯カメラの有無を内見で確かめてください。

横浜で物件を選ぶときに確認すること

区の数字で候補を絞ったら、物件ごとに次の点を確かめます。女性の一人暮らしでは、特に夜道と建物の設備を重視してください。

表は横にスクロールできます

確認項目確認のしかた
駅から物件までの夜道街灯の間隔、暗い区間が続かないか、人通りや営業中の店があるか。できれば実際に帰宅する時間帯に歩いて確かめる
帰り道の人通りと騒がしさ帰り道が飲食店の多い通りや大通りを通るか。通る場合は、帰宅する時間帯の人通り・明るさ・騒音を確かめる
駐輪場と自転車の防犯駐輪場の位置・屋根・照明・防犯カメラの有無。自宅の駐輪場でも鍵をかける
建物の防犯設備オートロック、モニター付きインターホン、防犯カメラの有無。1階を避けるかどうかも検討する
建物の管理状態エントランス・ゴミ置き場・郵便受けが荒れていないか
交番の位置最寄りの交番の場所と、そこまでの道を地図で確認する
浸水想定横浜市の浸水ハザードマップ(18区版、洪水・内水・高潮)で、物件の住所の浸水想定を確かめる。治安の数字とは別に確認する

防犯の確認項目は女性が安心して一人暮らしできる街|防犯チェックリストにもまとめています(東京向けの記事ですが、確認項目は横浜でも使えます)。内見の手順全体は内見チェックリスト、朝の通勤の混み具合は横浜の通勤ラッシュ【路線別混雑率】をご覧ください。

治安や災害リスクを自分で確認する方法

この記事で使った情報は、いずれも無料で公開されています。

表は横にスクロールできます

情報源確認できること
神奈川県警察「過去の犯罪統計資料」市区町村別(横浜市は18区別)の刑法犯認知件数を、罪名別・窃盗犯の手口別に確認できる。年ごとの確定値
神奈川県警察オープンデータサイトひったくり・車上ねらい・部品ねらい・自動販売機ねらい・自動車盗・オートバイ盗・自転車盗の7手口について、発生した町丁目・日付・時間帯・場所など(CSV、令和7年分まで。刑法犯全体ではない)
神奈川県「住民基本台帳人口」市区町村別の人口(発生率の分母)。毎年1月1日現在
横浜市「浸水ハザードマップ」18区ごとの洪水・内水・高潮の浸水想定。地図で探せる「わいわい防災マップ」への案内もある
Googleマップ ストリートビュー道路の明るさ・見通し・周辺の店舗(撮影時期は場所によって異なる)

東京と比べるとき(上京や都内への引っ越しを考えている人へ)

同じ「認知件数÷人口×1,000」で計算すると、横浜市平均は5.04(神奈川県警察・令和7年確定値)、東京23区全体は7.54(警視庁・令和7年の年計。公表当時の暫定値)です。区どうしで見ると、横浜で発生率が低いのは青葉区(3.04)・栄区(3.33)です。東京で低い杉並区(4.37)・目黒区(4.88)・練馬区(4.89)は4台です。ただし、東京は警視庁、横浜は神奈川県警察の統計で、集計の実務が同じとは限りません。目安の比較として見てください。

東京の区ごとの数字は東京の治安ランキング【23区犯罪データ】、引っ越しの費用と準備は上京にかかる費用まとめと上京前チェックリストにまとめています。

よくある質問

横浜市18区の治安とは?

横浜市18区の治安を数字で比べる方法の一つは、神奈川県警察が公表する刑法犯認知件数を住民基本台帳人口で割った人口1,000人あたり発生率である。令和7年(2025年)の認知件数を2026年1月1日現在の人口で割ると、発生率が低い順に青葉区3.04・栄区3.33・南区3.91・緑区3.98・保土ケ谷区4.04で、横浜市全体は5.04。高いのは西区14.34・中区10.96で、両区は昼夜間人口比率が西区210.4・中区168.7(令和2年国勢調査・不詳補完値、神奈川県内1位・2位)と区外から通勤・通学する人が多いため、住民の数で割る発生率が高く出やすく、住民にとっての危険度を直接示すものではない。上位の順位は年によって入れ替わる。

横浜18区で治安がいい区はどこ?

令和7年(2025年)の刑法犯認知件数を、2026年1月1日現在の人口で割って比べます。発生率が低い順に青葉区(3.04)・栄区(3.33)・南区(3.91)・緑区(3.98)・保土ケ谷区(4.04)です。上位の順位は年によって入れ替わります。

西区・中区の発生率が高いのはなぜ?

通勤・通学で区外から来る人が多い区で、住民の数で割る発生率が高く出やすいためと考えられます。昼夜間人口比率は西区210.4・中区168.7(令和2年国勢調査・不詳補完値)で、神奈川県内の市区町村で1位・2位です。

横浜の治安は東京と比べてどう?

同じ式では横浜市平均5.04、東京23区全体7.54(いずれも令和7年)です。区どうしでは、横浜で低い青葉区・栄区は3台、東京で低い杉並区・目黒区・練馬区は4台です。集計する警察が違うため目安の比較です。

いまの状況から、次の一歩を。

住む街を考えたい

勤務先や予算を整理して、自分の部屋探しプランを作れます。

街と費用を考える

気になる物件がある

物件のURLをLINEで送って、費用や条件を相談できます。

物件URL・ご希望条件・LINEの表示名などを、物件の確認・ご紹介のため株式会社WANDYに提供します。この提供に同意のうえ、相談へお進みください(プライバシーポリシー)。同意してLINEで相談する

街選びの相談は無料。物件の紹介・契約は株式会社WANDYが担当します。

関連記事をもっと読む
「街選び・エリア」の記事をもっと読む