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札幌の住みたくない街ランキングの真実
データで検証【2026年】

最終更新: 2026年7月 | 執筆: ヤスクスム編集部
ネットの「札幌の住みたくない街」ランキングは、2022年という古い年次のデータを根拠にした区単位ランキングです。北海道警察の令和7年(2025年)確定値で人口1,000人あたり発生率を計算し直すと、順位は入れ替わります。この記事では出典を明示できるランキングだけを使い、公的データで再評価します。

札幌の住みたくない街ランキングとは?

札幌の住みたくない街ランキングとは、ネット上で語られる「札幌で住んではいけない・治安が悪い」とされる地域の序列を指す。出典を確認できた公開ランキングは区単位の1本で、2022年実績の10万人あたり犯罪数を根拠に1位 中央区(1,071件)・2位 北区(555件)・3位 豊平区(469件)とする。北海道警察の令和7年(2025年)確定値で人口1,000人あたり発生率を計算すると中央区12.87・北区6.85・豊平区4.44で、3位とされた豊平区は10区中4番目に低く順位が入れ替わる。中央区の突出はすすきの・大通・札幌駅を抱える繁華街バイアス(昼夜間人口比率169.9)込みで読む必要がある。

札幌の住みたくない街として名前が挙がるのはどこ?

出典を確認できた公開ランキングは区単位で、1位 中央区・2位 北区・3位 豊平区です。根拠は2022年実績の10万人あたり犯罪数で、最新の発生率とは順位が入れ替わります。

ネットの評判は当てになる?

年次と物差しに注意が必要です。2022年データで3位とされた豊平区は、令和7年確定値の発生率では4.44と10区中4番目に低い数字でした。評判は入口にして、最新データと現地で確認してください。

実際に避けるべき区はある?

令和7年の発生率は中央区12.87が突出しますが、昼間人口約1.7倍の繁華街バイアス込みの数字です。中央区を除く9区は3点台〜6点台で、区名でなく駅と帰り道で判断してください。

「札幌の住みたくない街」ランキングの実態

結論:ネット上の「札幌の住みたくない街・住んではいけない地域」記事のうち、出典を確認できた公開ランキングは2022年実績データ(10万人あたり犯罪数)を根拠にした区単位のランキングです。北海道警察の令和7年(2025年)確定値で人口1,000人あたりの発生率を計算し直すと、順位は入れ替わります。

この記事では、出典を明示できる公開ランキングで「よく名前が挙がる区」を確認し、それを北海道警察の犯罪統計(令和7年確定値)×札幌市の人口データで算出した発生率で再評価します。ネットの評判を鵜呑みにせず、データで自分の目で確かめるための記事です。

  • 出典を明示できる公開ランキングだけを使う(出典を示せない街は載せない)
  • 再評価の物差しは札幌の治安ランキング【10区犯罪データ】と同じ発生率
  • 架空の体験談・住民の声は使わない。町名単位の名指しもしない(理由は後述)

よく名前が挙がるのはどこか【出典付き】

結論:札幌では大阪の「西成」「鶴橋」のような街単位の定番リストは検証可能な出典を確認できず、出典を確認できた公開ランキングは区単位の1本です。1位は中央区。理由は「すすきのの大繁華街を抱えること」です。

出典:素敵な街を歩くネコ「札幌市(北海道)治安の悪い住んではいけない市区町村ランキング」

順位記事記載の犯罪数
(10万人あたり・2022年)
記事の理由付け
1中央区1,071件北海道で最も有名な歓楽街「すすきの」の大繁華街があることを理由に挙げる
2北区555件札幌駅周辺に繁華街・歓楽街が形成されていることを理由に挙げる
3豊平区469件

このランキングは2022年実績データの10万人あたり犯罪数(出典表記は北海道警犯罪統計資料)を多い順に並べたものです。1位の中央区(1,071件)は2位の北区(555件)の2倍近い数字で突出しており、記事自身も理由をすすきのの大繁華街に求めています。ただしデータの年次は2022年で、2026年から見ると4年前の数字です。

※ 出典:素敵な街を歩くネコ「札幌市(北海道)治安の悪い住んではいけない市区町村ランキング」(2026年7月18日確認)。順位・数値は同記事の記載のまま(2022年実績データ・10万人あたり犯罪数)。理由付けは同記事の記載をヤスクスム編集部が要約したものです。

令和7年の犯罪データで再評価する【人口千人あたり発生率】

結論:最新の令和7年(2025年)確定値で人口1,000人あたり発生率を計算すると、ネットランキングで3位だった豊平区は4.44で、10区中4番目に低い側に入れ替わります。1位の中央区は最新データでも12.87と高いままですが、これは繁華街バイアス込みの数字です。

ネットランキングでの扱い認知件数
(令和7年)
発生率
(人口1,000人あたり)
データの読み方
中央区1位(2022年・10万人あたり1,071件)3,168件12.87市内の認知件数の約26%が集中するが、すすきの・大通・札幌駅を抱え昼間人口が住民の約1.7倍。繁華街バイアス込みで読む
北区2位(同555件)1,946件6.85市平均6.25よりやや高いが、中央区の半分程度の水準。人口約28.4万人と10区最多で件数も多く見える
豊平区3位(同469件)1,015件4.44令和7年の発生率では10区中4番目に低い。年次で評価が入れ替わった実例
清田区上位3位外358件3.3110区で最も低い発生率。住宅街中心の区
南区上位3位外462件3.49清田区に次いで低い。昼夜間人口比率88.1の住宅地型

※ 発生率の出典:北海道警察「市町村別犯罪発生概況(令和3年~令和7年)認知・検挙件数【確定値】」の令和7年中確定値 ÷ 札幌市「住民基本台帳人口」令和8年1月1日現在 × 1,000(ヤスクスム編集部算出。分子と分母の年次は約1年ずれます)。昼夜間人口比率は令和2年国勢調査(不詳補完値・札幌市公表)。10区全部の数字は札幌の治安ランキングに掲載しています。

再評価から見えた3つの事実

  • 「住みたくない」とされる区の順位は年次と物差しで入れ替わる:2022年データで3位の豊平区は、令和7年の発生率では10区中4番目に低い側です
  • 中央区の1位は繁華街バイアス込み:昼夜間人口比率169.9は10区で唯一の100超えで、来街者が関わる事件も分子に積み上がります。「中央区に住むと危ない」とは読めません。なお2位とされた北区の昼夜間人口比率は94.4と100未満で、中央区型の昼間流入はデータ上ほとんど見られません
  • 中央区を除く9区は発生率3点台〜6点台に収まる:極端な数字の区はなく、どの区でも「駅と帰り道」単位の確認のほうが効きます

町名単位の「住んではいけない」記事をこの記事が扱わない理由

結論:ネットには特定の町名や団地名を「住んではいけない」と名指しする記事もありますが、この記事では扱いません。理由は2つです。

  • 検証できないから:北海道警察の犯罪統計の公表は市区町村(区)単位までで、町名単位の犯罪データは公表されていません。つまり町名単位の言説はデータで裏を取れません
  • 特定の地域への偏見を強めかねないから:根拠を示せないまま小さな地域を名指しすることは、そこに住む人への偏見につながります

本記事群では、公的データで検証できる区単位で再評価し、最後は物件ごとの現地確認(駅と帰り道)で判断する方法をおすすめします。

本当に避けるべきかを見分ける4つの方法

結論:ネットの評判は「入口」として使い、判断は次の4ステップで行えば失敗しません。

  1. 発生率で裏を取る10区の犯罪データで、その街の区が市平均(6.25)とどう違うかを確認する
  2. 昼間人口で補正する:繁華街と都心機能を抱える中央区(昼夜間人口比率169.9)は数字が膨らむ前提で読む
  3. 「区」でなく「駅と帰り道」で見る:同じ区でも歓楽街と住宅街では雰囲気が別物。物件から駅までのルートで判断する
  4. 夜に現地を歩く:内見は夜19時以降にも行き、街灯・人通り・店舗の構成を自分の目で確認する(内見チェックリスト

なお治安とは別の軸として、防災の確認も大切です。水害・地震などの想定は札幌市が公表するハザードマップで物件単位に確認できます。「治安の評判」と「防災リスク」は別物なので、分けてチェックしてください。

「住みたくない」と言われる区に住むメリット

結論:評判で敬遠される街は、同じ利便性の街と比べて部屋探しの競争が緩くなる傾向があります。データで裏を取って「イメージだけが悪い街」を見つけられれば、それは穴場です。

  • 名前が挙がるのは便利な区が中心:中央区はすすきの・大通・札幌駅を抱える札幌の都心そのもの、北区は人口約28.4万人と10区で最も多くの人が住む区です。「人が集まる区」だから件数も評判も目立ちます
  • データで確認済みなら不安も小さい:豊平区(4.44)のように発生率が市平均以下と確認できた区なら、イメージとのギャップはむしろ利点になります
  • 選択肢が広がる:敬遠する人が多い分、条件の良い部屋が残りやすくなります

ただし、これは「どこでも大丈夫」という意味ではありません。夜道や騒音など、自分が許容できない条件は内見で確かめてください。

札幌と東京の「住みたくない街」比較|上京する人へ

結論:東京にも同じ構図があります。足立区・蒲田・小岩などが定番として名前が挙がりますが、犯罪データや再開発で実態が変わっており、「評判の悪い街ほどコスパの良い穴場が混ざる」のは札幌と共通です。

札幌から東京への引っ越し(上京)を考えている人は、東京の住みたくない街ランキングの真実で東京版の検証を読んでください。物差しの使い方(評判→犯罪データ→現地確認)はこの記事と同じです。費用面は上京にかかる費用まとめにまとめています。

よくある質問(FAQ)

札幌の住みたくない街として名前が挙がるのはどこ?
出典を確認できた公開ランキングは区単位で、1位 中央区・2位 北区・3位 豊平区です。根拠は2022年実績の10万人あたり犯罪数で、中央区についてはすすきのの大繁華街を抱えることが理由に挙げられています。
豊平区は治安が悪いの?
2022年データのランキングでは市内3位とされましたが、令和7年(2025年)確定値の発生率では4.44と10区中4番目に低い数字です。データの年次で評価が入れ替わった典型例で、古い記事の評判は最新の数字で裏を取ることをおすすめします。
中央区がワースト1位とされるのはなぜ?
札幌市の認知件数の約26%が中央区に集中しているためです。ただし中央区はすすきの・大通・札幌駅を抱え、昼夜間人口比率169.9(令和2年国勢調査)と来街者が多い区です。繁華街で起きた事件も分子に含まれるため、住宅街の治安をそのまま示す数字ではありません。
札幌に極端に危険な地域はある?
令和7年の犯罪データでは、中央区(12.87)を除く9区の発生率は3点台〜6点台に収まっており、極端な数字の区はありません。中央区の突出も繁華街バイアス込みの数字です。町名単位の犯罪データは公表されていないため、判断は区名でなく駅と帰り道の現地確認で行ってください。
東京にも同じような「住みたくない街」はある?
あります。東京では足立区・蒲田・小岩などが定番ですが、こちらもデータで再評価すると穴場が混ざっています。東京の住みたくない街ランキングの真実で検証しています。

まとめ|「住みたくない街」はデータで再評価すると穴場が混ざっている

結論:札幌の「住みたくない街」ランキングは2022年という古い年次のデータが根拠になっており、令和7年の発生率で見直すと順位が入れ替わります。評判は入口、判断はデータと現地。この順番を守れば、他の人が敬遠する便利な街を上手に使えます。

この記事のポイント

  • 出典を確認できた公開ランキングは区単位の1本で、1位は中央区。根拠は「2022年・10万人あたり犯罪数」
  • 令和7年の発生率では清田区3.31・南区3.49が低く、3位とされた豊平区(4.44)も10区中4番目に低い側に入れ替わる
  • 中央区の数字は昼間人口約1.7倍の繁華街バイアス込みで読む
  • 町名単位の名指し記事はデータで検証できないため扱わない。最終判断は「駅と帰り道」を夜に歩いて行う

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