内見チェックリスト25項目
見落としがちなポイントを解説
最終更新: 2026年3月 | 執筆: ヤスクスム編集部
内見で最も見落としがちなのは防音・水圧・携帯電波・コンセント位置の4つ。日当たりや広さは誰でも気づくが、隣人の生活音やシャワーの水圧は住んでから後悔しやすいポイントです。日当たりや広さは90%の人が確認するのに対し、壁の防音性を確認する人はわずか20%程度にとどまります。このチェックリスト25項目をスマホで見ながら確認すれば、入居後のトラブルを防げるでしょう。
部屋のチェック(10項目)
| No. | チェック項目 | 見るべきポイント |
|---|---|---|
| 1 | 日当たり | 窓の方角と前の建物の高さ。南向きでも目の前にビルがあれば暗い |
| 2 | 広さの体感 | 間取り図より狭く感じないか。家具を置いた時のスペースを想像する |
| 3 | 収納の容量 | クローゼットの奥行きと高さ。ハンガーパイプの有無。布団が入るか |
| 4 | コンセントの位置と数 | ベッド・デスク・テレビの置き場所にコンセントがあるか。延長コードが必要か |
| 5 | 携帯の電波 | 部屋の奥でスマホの電波を確認。鉄筋コンクリートは電波が弱いことがある |
| 6 | エアコンの年式 | 型番から製造年を確認。10年以上古いと電気代が高く、効きも悪い |
| 7 | 壁の厚さ(防音) | 壁をノックして響くかどうか。隣の部屋の音が聞こえるか静かに耳をすます |
| 8 | 床の傾き | スマホの水平器アプリで確認。古い建物は傾いていることがある |
| 9 | 窓の開閉と結露の跡 | 窓がスムーズに開くか。サッシに結露やカビの跡がないか |
| 10 | 虫の痕跡 | キッチン・洗面台下に虫の死骸やフンがないか。1階は要注意 |
水回りのチェック(7項目)
| No. | チェック項目 | 見るべきポイント |
|---|---|---|
| 11 | シャワーの水圧 | 実際に水を出して確認。高層階は水圧が弱いことがある |
| 12 | お湯が出るまでの時間 | 冬場に水からお湯になるまで何秒かかるか |
| 13 | バス・トイレ別か | ユニットバスは家賃は安いが生活の質に影響大 |
| 14 | 洗濯機置場 | 室内か室外か。防水パンのサイズ。ドラム式が置けるか |
| 15 | キッチンのコンロ | IHかガスか。1口か2口か。調理スペースはあるか |
| 16 | 排水の臭い | キッチン・洗面台・風呂の排水口から異臭がしないか |
| 17 | 水回りのカビ | 浴室の天井・壁・ゴムパッキンにカビがないか |
建物・周辺環境のチェック(8項目)
| No. | チェック項目 | 見るべきポイント |
|---|---|---|
| 18 | エントランスの管理状態 | 共用部がきれいかどうかで管理の質がわかる。ゴミが放置されていないか |
| 19 | ゴミ出しルール | 24時間ゴミ出し可か。曜日指定か。分別ルールは |
| 20 | 宅配ボックスの有無 | 不在時にAmazonの荷物を受け取れるか |
| 21 | 駅からの実際の所要時間 | 物件情報の「徒歩◯分」は80m=1分計算。実際に歩いて確認 |
| 22 | スーパーの距離と営業時間 | 帰宅後に買い物できるか。22時以降も営業しているか |
| 23 | 夜の雰囲気 | 可能なら夜にも訪れる。街灯の数、人通り、飲み屋街の騒音 |
| 24 | 隣人の気配 | 郵便ポストの名前、ベランダの洗濯物から住民層を推測 |
| 25 | ハザードマップ | 洪水・土砂災害のリスクエリアでないか。自治体のWebサイトで確認 |
オンライン内見の注意点
地方から上京する場合、現地に行けずオンライン内見(ビデオ通話で担当者に部屋を見せてもらう方法)を利用する人が増えています。便利ですが画面越しではわからないポイントがあるので注意が必要です。
| 項目 | 現地内見 | オンライン内見 |
|---|---|---|
| 防音 | 壁をノックして確認できる | 確認不可。担当者に質問する |
| 水圧 | 実際に水を出せる | 確認不可。担当者に出してもらう |
| 臭い | 排水口・室内の臭いがわかる | 確認不可 |
| 携帯電波 | 自分のスマホで確認 | 確認不可。担当者に確認を依頼 |
| 広さの体感 | 実際に立って感じられる | 広角レンズの影響で広く見えがち |
| 周辺環境 | 自分の足で歩ける | Google Mapsで補完する |
オンライン内見を利用する場合は、担当者に「壁をノックしてみてください」「水を出してみてください」と具体的にリクエストすることが大切です。可能であれば契約前に1度だけ現地を訪れて、防音と臭いだけでも自分の五感で確認することをおすすめします。
内見時に持っていくべき持ち物
| 持ち物 | 用途 |
|---|---|
| スマホ | 写真撮影・メモ・水平器アプリ・電波確認 |
| メジャー(3m以上) | 家具が入るか、洗濯機置場のサイズ、カーテンの幅を計測 |
| このチェックリストのURL | 見落としを防ぐために確認しながら回る |
| スリッパ | 空室は床が冷たいことがある。不動産会社が用意してくれる場合も |
内見で不動産会社に聞くべき質問
内見時は部屋を見るだけでなく、不動産会社の担当者に以下の質問をしておくと判断材料が増えます。
「この物件はどのくらい空いていましたか?」長期間空いている物件は人気がない理由がある可能性があります。逆に退去後すぐの物件は需要が高い証拠でしょう。
「前の入居者の退去理由は?」騒音や設備の不具合が理由なら注意が必要です。転勤や結婚なら物件自体に問題はないと考えてよいでしょう。
「初期費用の値引きは可能ですか?」礼金や仲介手数料は交渉できる場合があります。特に空室期間が長い物件は大家が柔軟に対応してくれるケースもあるでしょう。
ヤスクスムではオンライン内見の同行サービスも行っています。プロの視点でチェックポイントを確認し、気になる点をその場でアドバイスします。LINEで内見の相談をお気軽にどうぞ。
よくある質問
3〜5件が理想。1件だと比較できず、10件以上は決められなくなる。事前にネットで候補を絞り、効率よく回りましょう。
防音(壁の厚さ)と水圧。この2つは住んでからのストレスに直結します。日当たりや広さは誰でも気づきますが、防音と水圧は意識しないと見落とします。
防音、臭い、水圧、携帯電波は画面越しにはわかりません。可能なら一度は現地を訪れるか、担当者にこれらを確認してもらいましょう。
スマホ(写真・メモ・水平器アプリ)、メジャー(家具が入るか計測)、この記事のURL(チェックリストとして使用)。
不動産会社の営業時間内(通常18時まで)が基本。夜の雰囲気が気になる場合は、契約前に自分で夜に訪れて周辺を歩いてみるのがおすすめです。