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東京でペット可物件を探す方法
犬・猫と暮らす家賃相場・敷金・退去費用

最終更新: 2026年3月 | 執筆: ヤスクスム編集部
東京23区の賃貸物件のうち、ペット飼育が認められているのは全体の約15〜20%にとどまります。ペット不可の物件と比べると家賃は5〜15%ほど高く、敷金は1ヶ月分上乗せされるのが一般的です。さらに退去時にフローリング傷・壁紙損傷・臭いの原状回復で10〜30万円の追加費用が発生するケースもあります。物件数が限られるうえに費用面の負担が大きいため、「何をどう調べて契約すればいいのか」を事前に整理しておくことが大切です。

ペット可物件で追加される費用の全体像

ペットと暮らす場合、家賃・初期費用・退去費用のすべてに上乗せが発生します。家賃7万円の1K物件を例に、ペット不可との差額を一覧にしました。

費用項目ペット不可ペット可差額
家賃(月額)7万円7.4〜8万円+4,000〜1万円
敷金1ヶ月分(7万円)2ヶ月分(14〜16万円)+7〜9万円
礼金1ヶ月分1ヶ月分差なし
退去クリーニング3〜4万円5〜8万円+2〜4万円
退去時の原状回復0〜3万円10〜30万円+10〜27万円

2年間のトータルで試算すると、ペット可物件のほうが30〜60万円ほど多くかかる計算になります。入居前にこの差額を把握しておかないと、退去時に想定外の請求が届いて慌てることになりかねません。

「ペット可」「ペット共生型」「ペット相談可」は別ものです

物件情報サイトには「ペット可」「ペット共生型」「ペット相談可」と異なるラベルが付いていますが、それぞれ中身がまったく違います。

タイプどんな物件か設備の例家賃への影響
ペット可もともとペット不可だった物件を空室対策で可に変更したもの。設備はペット向けになっていない特になし通常物件+5〜10%
ペット共生型最初からペットとの暮らしを前提に設計された物件。住民全員がペット飼育者のため、トラブルが起きにくい足洗い場・ペット用ドア・防音壁・汚れに強いクロス通常物件+10〜15%
ペット相談可大家さんの個別判断で飼育の可否が決まる。小型犬1匹ならOK、猫は不可、といった条件が付くことが多い特になしほぼ変わらない

ポータルサイトの検索フィルターでは「ペット相談可」が引っかからないことがあります。気になる物件があれば、フィルターに頼らず個別に問い合わせてみてください。

種類別の飼いやすさと注意点

ペットの種類によって、物件の見つかりやすさは大きく変わります。

ペットの種類物件の見つけやすさよくある制限・条件
小型犬(チワワ・トイプードル等)比較的見つけやすい1匹まで、体重10kg以下、闘犬種は不可
中型犬(柴犬・コーギー等)やや見つけにくい1階限定、体重15kg以下の条件が多い
大型犬非常に少ないペット共生型の一部のみ。戸建て賃貸が現実的
犬よりも少ない壁紙の爪とぎ・マーキング臭を理由に不可が多い
爬虫類・エキゾチックほぼ見つからないほとんどの物件で飼育不可

犬は「ペット可」の物件なら飼える場合が多い一方、猫は「犬OK・猫NG」という物件が意外と多く存在します。猫を飼いたい場合は「猫可」と明記してある物件を最初から探すか、管理会社に直接確認するのが確実です。

ペット可物件が多いエリア

23区の中でもペット可物件が集まりやすいエリアがあります。世田谷区・杉並区・練馬区は住宅街が広がっていて、築年数が古めの物件も多いため、空室対策としてペット可にしているケースが目立ちます。

犬を飼う場合、散歩ルートの充実度も大事な判断材料になります。駒沢オリンピック公園(世田谷区)、代々木公園(渋谷区)、砧公園(世田谷区)の周辺は、犬の散歩コースとして人気が高いエリアです。

退去費用で損しないためにやるべきこと

ペット可物件のトラブルで最も多いのが退去時の原状回復費用です。フローリングの爪傷、壁紙のひっかき傷、臭い(とくに猫のマーキング)が重なると、10〜30万円の追加費用を請求されることがあります。

入居した日に、壁・床・ドア枠のすべてをスマホで撮影しておいてください。日付入りの写真があれば「入居前からあった傷」と「ペットがつけた傷」を区別でき、不当な請求を拒否できます。これはペット可物件に限らず有効な対策ですが、ペット飼育者にとっては特に重要になります。

契約前に「ペット起因の原状回復費の上限額」を確認しておくのもおすすめです。上限が明記されていない契約書は、退去時に青天井の請求をされるリスクがあります。

飼育規約で見落としやすい制限

規約内容よくある条件見落とすとどうなるか
頭数制限小型犬1頭 or 猫2匹まで追加飼育が発覚すると契約違反
体重制限10kg以下が多い成長して超えると退去を求められる場合も
共用部ルールエレベーター内は抱っこ or ケージ住民トラブルにつながりやすい
バルコニー飼育全面禁止鳴き声・臭い・毛の飛散でクレーム
ペット届出管理会社にペットの写真・種類を提出未届だと規約違反扱い

子犬・子猫で入居した場合、成長後に体重制限を超えてしまうケースがあります。契約前に「成犬時の想定体重」を管理会社に伝えて、問題ないか確認しておくと安心です。

ヤスクスムでペット可物件を探すメリット

大手ポータルサイトでは「ペット可」にチェックを入れて検索するだけですが、ヤスクスムではペットの種類・頭数・体重を伝えてもらえれば、その条件で本当に飼える物件だけをピックアップします。「ペット可」と書いてあっても実際は小型犬のみ、というような物件を事前にフィルタリングできるため、内見の無駄を減らせます。

仲介手数料が0円または上限5万円なので、ペット可物件で膨らみがちな初期費用を抑えることにもつながります。

よくある質問