初めての賃貸契約|
流れ・必要書類・注意点
賃貸契約の全体フロー
| ステップ | やること | かかる日数 | 必要なもの |
|---|---|---|---|
| ①申込 | 申込書に記入・提出 | 当日 | 身分証明書(免許証 or パスポート) |
| ②審査 | 保証会社+管理会社が審査 | 3〜7営業日 | 収入証明(源泉徴収票 or 内定通知書) |
| ③重要事項説明 | 契約内容の説明を受ける | 30分〜1時間 | 印鑑・身分証 |
| ④契約締結 | 契約書に署名・捺印 | 当日 | 住民票・印鑑・銀行口座情報 |
| ⑤初期費用支払い | 契約金の振込 | 契約後1週間以内 | 振込用の現金 or クレカ |
| ⑥鍵の受け取り | 入居日に鍵を受け取る | 入居日当日 | 身分証 |
申込から鍵の受け取りまで、最短で10日、平均で2〜3週間です。繁忙期(1〜3月)は審査に時間がかかることがあるため、余裕を持ったスケジュールを組んでください。
各ステップの詳細と注意点
ステップ①:申込
気に入った物件が見つかったら、その場で申込書を書くのが一般的です。申込=契約確定ではありません。審査に落ちたら白紙に戻ります。
申込時に必要な情報:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名・住所・電話番号 | 現住所でOK |
| 勤務先情報 | 会社名・住所・電話番号・勤続年数 |
| 年収 | 額面年収(税込) |
| 緊急連絡先 | 親族の氏名・住所・電話番号 |
ステップ②:審査
審査は「保証会社の審査」と「管理会社・大家の審査」の2段階。保証会社の審査が通れば、管理会社の審査はほぼ通ります。
審査で見られるポイント:
| チェック項目 | 基準 |
|---|---|
| 年収 | 家賃の36倍以上が目安(家賃7万円→年収252万円以上) |
| 勤務先 | 正社員>契約社員>フリーランス の順で有利 |
| 信用情報 | クレカの滞納歴がないこと(信販系保証会社の場合) |
| 人柄 | 不動産屋の窓口での態度も見られている |
ステップ③:重要事項説明(重説)
宅建士の資格を持つ担当者から物件の詳細説明を受けます。法律で義務付けられた手続きです。オンライン重説(IT重説)に対応している会社なら、来店せずにビデオ通話で完了できます。
重説で特に確認すべき3項目:
| 確認項目 | なぜ重要か |
|---|---|
| 退去時の原状回復範囲 | 「通常の使用による劣化」は借主負担ではない。特約に過大な請求がないか確認 |
| 更新料の有無と金額 | 2年ごとに家賃1ヶ月分の更新料がかかるのが一般的。なしの物件もある |
| 解約予告の期間 | 「退去1ヶ月前に通知」が一般的。2ヶ月前の物件もあるため注意 |
ステップ④〜⑥:契約・支払い・入居
契約書に署名したら、1週間以内に初期費用を振り込みます。入居日に鍵を受け取って引越し完了です。
契約時に必要な書類:
| 書類 | 入手方法 | 注意点 |
|---|---|---|
| 住民票 | 市区町村の窓口 or コンビニ(マイナンバーカード) | 発行3ヶ月以内 |
| 印鑑 | シャチハタ不可。実印でなく認印でOK | — |
| 収入証明書 | 源泉徴収票 or 給与明細3ヶ月分 | 新卒は内定通知書で代用可 |
| 銀行口座情報 | 通帳 or キャッシュカード | 家賃引落し口座の設定に必要 |
初めての賃貸契約でよくある5つの失敗
失敗①:初期費用の内訳を確認せず支払ってしまう
見積書の各項目(敷金・礼金・仲介手数料・保証料・火災保険・鍵交換代)が相場の範囲内か確認してください。特に「消臭施工費」「安心サポート」などのオプション費用は不要なケースが多いです。
失敗②:退去条件を読まずに契約する
「ハウスクリーニング代は借主負担」「エアコン洗浄代は借主負担」などの特約を見落とすと、退去時に想定外の費用が発生します。
失敗③:緊急連絡先の準備不足
申込時に親の住所・電話番号が必要です。事前に確認しておかないと、申込が遅れて他の人に物件を取られることがあります。
失敗④:火災保険を不動産屋指定のプランで契約してしまう
不動産屋が案内する火災保険は年間1.5〜2万円ですが、自分で選べば年間4,000〜6,000円のプランもあります。「自分で火災保険に加入してもいいですか?」と聞いてみてください。
失敗⑤:入居日を「契約日」と「引越し日」の間に設定しない
契約日=家賃の起算日です。引越し日が契約日より2週間後だと、住んでいない期間の家賃を払うことに。契約日と引越し日はできるだけ近い日に設定してください。