1K・1DK・1LDKの違いと選び方
一人暮らしはどれがベスト?
1K・1DK・1LDKの違い一覧
| 間取り | キッチンの広さ | 一般的な専有面積 | 東京の家賃相場 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 1R | 部屋と一体(仕切りなし) | 15〜20㎡ | 6〜7万円 | とにかく安く住みたい人 |
| 1K | 4.5畳未満(ドアや壁で仕切り) | 18〜25㎡ | 7〜9万円 | 一人暮らしで外食中心の人 |
| 1DK | 4.5〜8畳 | 25〜35㎡ | 8〜11万円 | 自炊する人、料理スペースが欲しい人 |
| 1LDK | 8畳以上 | 35〜50㎡ | 10〜15万円 | 在宅ワーク、同棲、ゆとりが欲しい人 |
「K」はKitchen、「D」はDining、「L」はLivingの略です。数字の「1」は居室の数を示しています。1Kは「居室1つ+キッチン」、1LDKは「居室1つ+リビング・ダイニング・キッチン」という構成になります。
生活スタイル別のおすすめ間取り
新卒・外食中心 → 1K
自炊をほとんどしないなら1Kで十分です。キッチンは最低限ですが、電子レンジとケトルがあれば困ることはありません。家賃7万円台で駅徒歩5分・築10年以内を狙えるのが最大のメリットです。
自炊派・料理好き → 1DK
キッチンにコンロ2口以上、まな板を置けるスペース、食器棚が必要なら1DK以上を選びましょう。1Kのキッチンは幅150cm前後しかなく、調理台がないため鍋やフライパンの置き場に困ります。食費を月2万円以下に抑えたい自炊派にとっては、1DKの広いキッチンが結果的に節約につながります。
在宅ワーク中心 → 1LDK
リビングにデスク、寝室にベッドと空間を分けられるのが1LDKの強みです。1Kだとベッドの隣で仕事をすることになり、オンとオフの切り替えが困難になります。週3日以上リモートワークする人は、家賃が上がっても1LDKを選ぶ価値があるでしょう。
同棲・2人暮らし → 1LDK以上
2人で暮らすなら35㎡以上の1LDKが最低ラインです。家賃10万円の1LDKを2人で割れば1人5万円で、一人暮らしの1K(7万円)より安く広い部屋に住めます。ただし2人ともリモートワークなら、部屋が2つある2DK・2LDKの方がストレスが少ないでしょう。
2年間のトータルコストで間取りを比較する
間取り選びでは月額家賃だけでなく、2年間のトータルコストを比較するのが賢明です。
| 比較項目 | 1K(家賃7.5万円) | 1DK(家賃9万円) | 1LDK(家賃11万円) |
|---|---|---|---|
| 2年間の家賃 | 180万円 | 216万円 | 264万円 |
| 更新料(1回) | 7.5万円 | 9万円 | 11万円 |
| 仲介手数料(大手) | 8.25万円 | 9.9万円 | 12.1万円 |
| 2年間の総額 | 195.75万円 | 234.9万円 | 287.1万円 |
| 月あたり | 8.16万円 | 9.79万円 | 11.96万円 |
1Kと1LDKでは2年間で約91万円の差が出ます。この差額をどう評価するかは生活スタイル次第です。在宅ワークが週5日の人にとっては、仕事部屋の快適さに月3.8万円を払う価値は十分にあるでしょう。
間取り図の見方:見落としやすい5つのポイント
1. 専有面積は「壁芯」計測が一般的
マンションの面積表記は壁の中心から計測する「壁芯」方式が主流です。実際に使える面積は表記より5〜10%狭くなるため、20㎡と書いてあれば実質18㎡前後と考えてください。
2. 廊下・バス・トイレも専有面積に含まれる
専有面積20㎡の1Kの場合、バス・トイレ・玄関・廊下で5〜6㎡を消費するので、実際の居室は14〜15㎡程度しかありません。内見で実際の広さを体感することが大切です。
3. 窓の位置と方角は現地確認が必須
南向きと書いてあっても、目の前にビルがあれば日が入りません。間取り図だけで判断せず、Googleマップのストリートビューで周辺の建物を確認しましょう。
4. 収納スペースの奥行きと高さ
クローゼットの「幅180cm」という表記だけでは収納力がわかりません。奥行きが45cmしかなければハンガーにかけた服がはみ出します。内見時にメジャーで計測することをおすすめします。
5. コンセントの位置と数
間取り図にはコンセントの位置が記載されていないことが多いですが、家具の配置に大きく影響します。特に1Kの狭い部屋では、コンセントの位置によってベッドやデスクの置き場所が決まってしまいます。
東京の間取り別・エリア別の家賃相場
| エリア | 1K | 1DK | 1LDK |
|---|---|---|---|
| 都心3区(千代田・中央・港) | 10〜12万円 | 14〜17万円 | 18〜25万円 |
| 副都心(新宿・渋谷・豊島) | 8〜10万円 | 11〜14万円 | 14〜18万円 |
| 城南(品川・目黒・世田谷・大田) | 7.5〜9万円 | 10〜13万円 | 12〜16万円 |
| 城北(板橋・北・練馬) | 6〜7万円 | 8〜10万円 | 10〜13万円 |
| 城東(足立・葛飾・江戸川) | 5.5〜6.5万円 | 7.5〜9万円 | 9〜11万円 |
同じ1LDKでも都心3区と城東エリアでは月額で10万円以上の差があります。通勤時間を30分延ばすだけで、1Kの予算で1DKに住める可能性が出てきます。勤務先の最寄駅から逆算して、コストパフォーマンスの良いエリアを選ぶことが重要です。
間取りで後悔しないための判断基準
迷ったときは「平日の夜に何をしているか」を基準に選んでください。帰宅後はシャワーを浴びて寝るだけなら1Kで十分ですし、自炊して食事を楽しみたいなら1DK、仕事も家でするなら1LDKが必要です。
予算ギリギリの間取りを選ぶと生活が苦しくなります。家賃は手取りの30%以内が鉄則で、残りの70%で食費・光熱費・交際費・貯金をまかなう必要があります。手取り20万円なら家賃6万円が理想で、7万円が上限の目安です。
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