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内定後の上京準備2026
物件探しから入社までの完全スケジュール

最終更新: 2026年4月 | 執筆: ヤスクスム編集部
内定後の上京準備は「10月から物件探し開始、1月に契約、3月中旬に入居」が最適スケジュール。早すぎると家賃の空払いが発生し、遅すぎると繁忙期で物件が減る。

結論:内定後の上京準備は「10月から物件探し開始、1月に契約、3月中旬に入居」が最適スケジュール。早すぎると家賃の空払いが発生し、遅すぎると繁忙期で物件が減る。

大学4年の秋に内定が決まり、いよいよ上京が現実になる。しかし「いつから何を始めればいいか分からない」という声は多い。2026年4月時点の最新データをもとに、月別のやることリスト・費用・物件選びまで網羅的に解説する。この記事を読めば、内定から入社日までの全タスクが明確になる。

内定後の上京スケジュール(月別ガイド)

結論:内定確定後すぐに動き出す必要はないが、10月には情報収集を始めたい。月ごとにやるべきことを整理すれば、漏れなく準備が進む。

以下の月別スケジュールは、4月1日入社を前提としている。内定時期や入社時期が異なる場合は、逆算して調整してほしい。

時期やること優先度
10月会社の住宅補助・社宅制度を確認する最優先
10月希望エリアの家賃相場をネットで調査する
11月引っ越し費用の概算を出し、貯金計画を立てる
11月保証人を誰にするか家族と相談する
12月不動産ポータルサイトで物件の目星をつける
12月内見の候補日を決め、交通手段を手配する
1月上旬内見を実施し、候補を2〜3件に絞る最優先
1月中旬賃貸契約を締結する(入居日は3月中旬指定)最優先
2月引っ越し業者の見積もりを取り、予約する
2月家具・家電の購入リストを作成する
3月上旬転出届の提出・各種住所変更手続きを行う
3月中旬引っ越し・入居する最優先
3月下旬転入届の提出・ライフラインの開通確認をする
4月1日入社-

この表を見ると、10月から3月末まで約6か月の準備期間がある。特に重要なのは1月の物件契約と3月の引っ越しだ。この2つの山場に向けて、逆算で動こう。

10月〜11月:情報収集と資金計画

まずは会社の福利厚生を確認することが最優先だ。社宅制度や住宅手当の有無で、物件選びの条件が大きく変わる。人事部に直接問い合わせるか、内定者向けの案内資料を確認しよう。

並行して、上京にかかる総費用の概算を出す。家賃6万円の物件に入居する場合、初期費用だけで30万〜40万円が必要だ。さらに引っ越し代や家具・家電の購入費を加えると、合計60万〜80万円は見込んでおきたい。費用の内訳は初期費用の内訳ガイドで詳しく解説している。

12月〜1月:物件探しと契約

12月に入ったら、不動産ポータルサイトで本格的に物件を探す。1月は不動産業界の繁忙期が始まる直前にあたる。この時期に内見と契約を済ませるのが理想だ。

1月下旬〜2月になると、同じく4月入社の新卒が一斉に動き出す。競争が激化し、条件の良い物件から先に埋まっていく。1月中旬までの契約を目標にしよう。

2月〜3月:引っ越し準備と手続き

契約が済んだら、引っ越し業者の手配に取りかかる。3月は引っ越しの超繁忙期であり、料金は通常の1.5〜2倍になる。2月中に予約を確定させれば、比較的安い日程を押さえられる可能性がある。

入居2週間前には、転出届の提出やライフラインの開通手続きを済ませておく。入社前にバタつかないよう、手続き一覧は後述の「入社前に済ませる手続き一覧」を参照してほしい。

物件探しのベストタイミング

結論:物件探しは12月に開始し、1月中旬までに契約するのがベスト。2月以降は繁忙期に突入し、物件数は多いが競争率も高まる。

不動産市場には明確な繁忙期と閑散期がある。時期ごとの特徴を理解しておくと、有利に物件探しを進められる。

時期物件数競争率家賃交渉おすすめ度
10月〜11月少なめ低いしやすい情報収集向き
12月増え始めるやや低いややしやすい内見開始に最適
1月前半多い中程度可能契約のベスト時期
1月後半非常に多い高いやや難しいギリギリ許容範囲
2月ピーク非常に高いほぼ不可競争激化で不利
3月減少に転じる高い不可選択肢が限られる

遠方からの物件探し:オンライン内見の活用

地方在住の場合、何度も東京に行くのは現実的ではない。最近はオンライン内見に対応する不動産会社が増えている。ビデオ通話で部屋の隅々まで確認でき、その場で質問もできる。

ただし、最低1回は現地に足を運ぶことを強く推奨する。周辺環境や騒音、日当たりはオンラインでは判断しにくいからだ。オンラインで3〜5件に絞り、最終候補だけ現地で内見するのが効率的な方法である。不動産会社の比較方法はオンライン不動産比較ガイドを参考にしてほしい。

フリーレント物件を狙う

フリーレントとは、入居後の一定期間(通常1〜2か月)の家賃が無料になる契約条件だ。1月に契約して3月入居の場合、2月分の家賃が浮く可能性がある。

フリーレント付き物件は、空室期間が長い物件や新築物件に多い傾向がある。交渉次第で付けてもらえるケースもあるので、遠慮なく不動産会社に相談しよう。

内定後に必要な費用と資金計画

結論:上京に必要な総費用は60万〜100万円が目安。内訳を把握し、計画的に貯金すれば無理なく準備できる。

上京にかかる費用は大きく4つに分類できる。それぞれの相場を確認し、自分の場合に当てはめて総額を算出しよう。

費用項目目安金額備考
賃貸初期費用家賃の4〜5か月分敷金・礼金・仲介手数料・前家賃など
引っ越し費用5万〜15万円3月は割高。単身パックなら5万円前後
家具・家電購入費15万〜30万円最低限なら15万円、快適に揃えると30万円
生活立ち上げ費用5万〜10万円日用品・食料品・交通費など

具体的な費用シミュレーション

家賃7万円の1Kに入居するケースで計算してみよう。

項目金額
敷金(1か月分)7万円
礼金(1か月分)7万円
仲介手数料(1か月分+税)7.7万円
前家賃(1か月分)7万円
火災保険料1.5万円
鍵交換費用1.5万円
保証会社利用料(家賃の0.5か月分)3.5万円
賃貸初期費用 小計約35万円
引っ越し費用(3月・単身)8万円
家具・家電(最低限セット)20万円
生活立ち上げ費7万円
合計約70万円

70万円は大きな金額だが、内定から入社まで約半年ある。アルバイトで月5万円ずつ貯めれば30万円になる。残りは貯金や親からの援助で賄うケースが多い。

初期費用を抑える具体的な方法は初期費用の内訳と節約術で詳しく紹介している。

費用を抑える5つのコツ

  • 敷金・礼金ゼロ物件を選ぶ:初期費用を10万円以上抑えられる場合がある
  • 仲介手数料が半額以下の不動産会社を利用する:ネット系の不動産会社に多い
  • 引っ越しを平日・午後便にする:3月でも平日なら2〜3割安くなることがある
  • 家具・家電はセット購入やリユース品を活用する:新生活応援セットで5万円以上安くなる
  • フリーレント物件で1か月分の家賃を浮かせる:契約時に交渉してみよう

社宅・住宅補助の確認ポイント

結論:社宅や住宅補助の有無は物件選びの根幹に関わる。内定承諾後すぐに人事部へ確認しよう。制度の内容次第で、毎月数万円の差が出る。

企業によって住宅に関する福利厚生は大きく異なる。確認すべきポイントを一覧にまとめた。

社宅制度がある場合の確認事項

  • 社宅の所在地と最寄り駅(通勤時間はどのくらいか)
  • 自己負担額(社宅の家賃相当額のうち、自分が払う金額)
  • 入居可能時期(入社日の何日前から入れるか)
  • 社宅の間取りと設備(家具・家電付きかどうか)
  • 入居期間の制限(何年まで住めるか)
  • 退去時の条件(退職時に即退去が必要か)

社宅は家賃が相場の半額以下になることも珍しくない。ただし、築年数が古い物件や立地が不便な場合もある。実際に見学できるなら、入居前に確認しておきたい。

住宅手当がある場合の確認事項

  • 支給額(月額いくらか、上限はあるか)
  • 支給条件(世帯主であること、会社から一定距離以内など)
  • 対象物件の制限(指定の不動産会社を通す必要があるかなど)
  • 支給開始時期(入社月からか、翌月からか)
  • 申請に必要な書類(賃貸借契約書の写しなど)

住宅手当は月1万〜3万円が一般的だが、大手企業では5万円以上のケースもある。手当の上限額に合わせて物件の家賃を設定すると、自己負担を最小限に抑えられる。

住宅補助がない場合の対策

住宅補助がない企業に入社する場合は、自力で家賃を抑える工夫が必要だ。具体的には以下の方法がある。

  • 家賃相場の安いエリア(足立区・葛飾区・江戸川区など)を選ぶ
  • 駅徒歩10分以上の物件を検討する(徒歩5分以内より1〜2万円安い)
  • 築年数にこだわらず、リノベーション済み物件を探す
  • 1Kではなくワンルームで妥協する(キッチンが狭くなるが家賃は下がる)

新卒向け物件の選び方

結論:新卒の一人暮らしには1K・25平米以上・駅徒歩10分以内がおすすめ。家賃は手取りの3分の1以内に収めるのが鉄則だ。

初めての物件選びでは、何を重視すべきか迷うことが多い。新卒社会人に適した物件の条件を整理した。

間取りと広さの目安

間取り広さの目安家賃相場(23区)特徴
ワンルーム18〜22平米5.5万〜7万円キッチンと居室が一体。家賃は安い
1K22〜28平米6.5万〜8.5万円キッチンが独立。料理する人におすすめ
1DK28〜35平米8万〜11万円ダイニングスペースあり。ゆとりがある

新卒には1Kが最もバランスが良い。居室とキッチンが分かれているため、料理のにおいが部屋に充満しにくい。25平米以上あれば、ベッド・デスク・収納を置いても窮屈さを感じにくい。

設備で妥協してはいけないポイント

  • バス・トイレ別:ユニットバスは家賃が安いが、毎日の生活ストレスが大きい
  • 室内洗濯機置き場:外置きはトラブルや劣化の原因になる
  • エアコン付き:東京の夏は35度を超える日も多い。必須設備だ
  • 2階以上:防犯面で1階は避けたい。特に女性は必須条件
  • 宅配ボックス:日中不在の社会人には便利。なくても困らないが重宝する

妥協しても良いポイント

  • 築年数:築20年以上でもリノベーション済みならきれいで快適な場合が多い
  • 駅からの距離:徒歩15分まで許容すると家賃が1〜2万円安くなる
  • 階数:高層階にこだわらなければ、同じ物件でも家賃が安い
  • コンロの口数:自炊頻度が低いなら1口コンロでも十分

必要な家具・家電のリストは家具・家電の必需品リストを参考にしてほしい。新生活で本当に必要なものだけを厳選して紹介している。

内定先の近くに住むべきか?通勤エリアの決め方

結論:通勤時間はドアtoドアで45分以内が理想。ただし、家賃とのバランスを考えると、勤務先から少し離れたエリアが狙い目だ。

「会社の近くに住めば楽」という考えは一理あるが、都心のオフィス街は家賃が高い。通勤時間と家賃のバランスを取ることが重要だ。

勤務地別おすすめエリアの例

勤務地おすすめエリア通勤時間の目安1K家賃相場
東京駅・丸の内錦糸町・門前仲町・西葛西15〜30分7万〜9万円
新宿中野・高円寺・下北沢10〜20分7.5万〜9.5万円
渋谷三軒茶屋・経堂・祐天寺10〜20分7.5万〜9.5万円
品川大井町・蒲田・武蔵小杉10〜25分7万〜9万円
六本木・赤坂中目黒・大塚・王子20〜35分7万〜9万円

通勤エリアを決める3つの基準

  1. 乗り換えの回数:乗り換えなしが理想。1回までなら許容範囲。2回以上はストレスが大きい
  2. 混雑率:朝のラッシュ時に混雑率180%を超える路線は体力的にきつい。事前にネットで調べよう
  3. 終電の時間:残業で遅くなったとき、終電が早い路線だとタクシー代がかさむ

住みたい街ランキングより「住みやすい街」を選ぶ

雑誌やネットの「住みたい街ランキング」上位は、家賃が高い傾向がある。吉祥寺や恵比寿は人気だが、新卒の給料では厳しいことが多い。

実際に住みやすい街の条件は以下の通りだ。

  • スーパーやコンビニが駅周辺にある
  • 夜道が暗すぎない(街灯や人通りがある)
  • 飲食店が充実している(自炊しない日の選択肢)
  • 病院やクリニックが近くにある
  • 家賃相場が手取りの3分の1以内に収まる

通勤時間やエリア選びも含めた総合的な準備チェックリストは上京チェックリストにまとめている。

入社前に済ませる手続き一覧

結論:入社前に必要な手続きは10種類以上ある。引っ越しの2週間前から計画的に進め、入社日までにすべて完了させよう。

上京に伴う手続きは多岐にわたる。漏れがあると入社後にバタつくため、以下のリストで一つずつ確認してほしい。

引っ越し前に済ませる手続き

手続き届出先期限必要なもの
転出届旧住所の市区町村役場引っ越しの14日前〜当日本人確認書類・印鑑
国民健康保険の脱退旧住所の市区町村役場転出届と同時保険証
郵便物の転送届郵便局またはネット引っ越しの1週間前本人確認書類
電気の停止電力会社引っ越しの1週間前お客様番号
ガスの停止ガス会社引っ越しの1週間前お客様番号
水道の停止水道局引っ越しの3日前お客様番号
インターネットの解約・移転プロバイダー引っ越しの1か月前契約情報

引っ越し後に済ませる手続き

手続き届出先期限必要なもの
転入届新住所の区役所引っ越し後14日以内転出証明書・本人確認書類
マイナンバーカードの住所変更新住所の区役所転入届と同時マイナンバーカード
運転免許証の住所変更警察署または運転免許センター速やかに免許証・住民票
銀行口座の住所変更銀行(ネットまたは窓口)速やかに本人確認書類
電気の開始電力会社入居日まで-
ガスの開通ガス会社入居日(立ち会い必要)-
水道の開始水道局入居日まで-

特に注意が必要なのはガスの開通だ。ガスは立ち会いが必要なため、入居日に合わせて事前予約しておく必要がある。繁忙期は予約が取りにくくなるので、早めに連絡しよう。

会社に提出する書類

入社前に会社から求められる書類も多い。以下は一般的な提出書類のリストだ。

  • 卒業証明書(大学の学生課で発行)
  • 成績証明書(大学の学生課で発行)
  • 住民票記載事項証明書(区役所で発行)
  • 給与振込口座の届出書
  • 年金手帳のコピー(手元にない場合は年金事務所で再発行)
  • マイナンバー通知カードまたはマイナンバーカードのコピー
  • 身元保証書(保証人のサインが必要)
  • 健康診断書(指定の医療機関で受診)

書類の発行には日数がかかるものもある。特に卒業証明書は卒業式前後に申請が集中するため、早めに手配しよう。

入社直前〜入社後1週間のタスク

結論:入社直前の1週間と入社後の1週間で、生活基盤を完全に整える。事前にタスクを洗い出しておけば、慌てずに済む。

入社1週間前のタスク

  • 新居の最終清掃と荷物の整理を行う
  • 通勤ルートを実際に歩いて確認する(所要時間を体感する)
  • 近所のスーパー・コンビニ・ドラッグストアの場所を把握する
  • 最寄りの病院・クリニックを調べてメモする
  • 入社初日に持参するもの(書類・筆記用具など)を準備する
  • スーツやシャツにアイロンをかけ、靴を磨いておく
  • 朝型の生活リズムに切り替える(入社後の朝は早い)

入社初日の持ち物チェックリスト

  • 会社から指定された提出書類一式
  • 印鑑(シャチハタ不可の場合あり)
  • 筆記用具とメモ帳
  • 社員証用の証明写真(事前に指示がある場合)
  • 昼食代(社員食堂がない場合)
  • 通勤定期券の購入資金(初日は現金で乗車)

入社後1週間で済ませるべきこと

タスク目安の日補足
通勤定期券の購入入社1〜2日目会社の規定ルートを確認してから購入する
社会保険の加入手続き入社1日目会社が代行するが、書類提出は自分で行う
給与振込口座の設定確認入社1〜3日目届出書が正しく受理されたか確認する
名刺の発注確認入社2〜3日目誤字がないか自分でも確認する
住民税の手続き確認入社1週間以内前年の収入が一定以下なら課税なし
近隣への挨拶入居後1週間以内マンションの場合は両隣と上下階が目安

新卒一人暮らしの生活費の目安については新卒一人暮らしの費用ガイドで詳しく解説している。毎月の収支バランスを事前に把握しておくと安心だ。

内定後上京でよくある失敗と対策

結論:上京準備でよくある失敗は「物件選びを後回しにした」「費用を甘く見た」「手続きを忘れた」の3つ。先人の失敗から学び、同じ轍を踏まないようにしよう。

失敗1:物件探しを2月以降に始めてしまった

2月〜3月は不動産の超繁忙期だ。条件の良い物件は即日で申し込みが入る。「まだ大丈夫だろう」と思っているうちに、希望条件に合う物件がなくなってしまうケースは非常に多い。

対策:12月から物件探しを始め、1月中旬までに契約する。最低でも1月中には内見を済ませておきたい。

失敗2:初期費用が想定以上にかかった

「敷金・礼金だけ用意すればいい」と思っていたら。仲介手数料・保証会社利用料・火災保険料・鍵交換費用などで予想以上の出費になった、という声は多い。

対策:初期費用は家賃の4〜5か月分を見込んでおく。内訳を事前に不動産会社に確認し、見積書をもらってから契約しよう。

失敗3:引っ越し業者の予約が取れなかった

3月は引っ越しの最繁忙期であり、予約が埋まるのが非常に早い。1か月前に問い合わせたら「もう空きがない」と言われるケースもある。

対策:2月上旬までに引っ越し業者を予約する。複数社から見積もりを取り、料金と日程を比較しよう。荷物が少ないなら、宅配便で送る方法も選択肢になる。

失敗4:ガスの開通予約を忘れていた

電気と水道は連絡するだけで開通するが、ガスは立ち会いが必要だ。予約を忘れてしまうと、入居日にお湯が使えない事態になる。

対策:入居日の2週間前までにガス会社へ連絡し、開通日を予約する。繁忙期は希望日が取れないことがあるので、早めの連絡が鉄則だ。

失敗5:内定先の住宅補助を確認しなかった

自分で物件を契約した後に「実は社宅があった」「住宅手当があったのに条件を満たさない物件を選んでしまった」と気づくケースがある。

対策:物件探しを始める前に、必ず人事部に住宅関連の福利厚生を確認する。社宅の有無、住宅手当の金額と条件を把握してから物件を探そう。

失敗6:家具・家電を買いすぎた

「一人暮らしだからあれもこれも必要」と買い揃えた結果、部屋に入りきらなかったり。実際にはほとんど使わなかったりするケースがある。

対策:入居時は最低限の家具・家電だけ揃え、生活してから本当に必要なものを買い足す。必需品の優先順位は家具・家電の必需品リストを参照してほしい。

失敗7:通勤ラッシュを甘く見ていた

家賃の安さだけで郊外の物件を選んだ結果、毎朝の通勤ラッシュで心身ともに消耗してしまうケースがある。特に混雑率180%超の路線は、慣れていない人にはかなりの負担だ。

対策:物件を決める前に、通勤時間帯の電車に実際に乗ってみる。混雑具合と所要時間を体感してから判断するのがベストだ。

よくある質問(FAQ)

Q1. 内定後、いつから物件を探し始めるべきですか?

12月から本格的に探し始めるのがおすすめだ。10月〜11月はネットで情報収集と相場調査を行い、12月に内見を開始する。1月中旬までに契約できれば、繁忙期の競争を避けられる。遅くとも1月末までには契約を済ませたい。2月以降は新卒の物件探しがピークを迎え、条件の良い物件がすぐに埋まってしまう。

Q2. 上京の初期費用はどのくらい必要ですか?

家賃7万円の1Kの場合、賃貸初期費用が約35万円、引っ越し費用が5万〜10万円、家具・家電が15万〜30万円、生活立ち上げ費が5万〜10万円で、合計60万〜85万円が目安となる。敷金・礼金ゼロの物件やフリーレントを活用すれば、10万〜15万円ほど抑えることも可能だ。初期費用を抑える具体的な方法は初期費用の内訳と節約術を参考にしてほしい。

Q3. 社宅と一般賃貸、どちらがお得ですか?

金額だけで比較すれば、社宅が圧倒的にお得だ。自己負担が月1万〜3万円で済むケースが多く、一般賃貸と比べて月3万〜5万円の差が出る。ただし、社宅は立地や築年数を選べないことが多い。また退職時に退去が必要になるため、転職を視野に入れている場合はデメリットにもなる。まずは社宅の条件を確認し、納得できるなら社宅を選ぶのが合理的だ。

Q4. 内定先と違う都道府県に住んでも大丈夫ですか?

基本的には問題ない。ただし通勤手当の上限を超える場合は自己負担が発生する。また、住宅手当に「勤務地から一定距離以内」という条件がある企業もある。入社前に人事部へ確認しておこう。埼玉県・千葉県・神奈川県から都内へ通勤する人は非常に多い。家賃を抑えたいなら、隣県の物件も選択肢に入れてよい。

Q5. 入居日はいつに設定すべきですか?

入社日の2週間前(3月中旬)がおすすめだ。2週間あれば、荷ほどき・各種手続き・通勤ルートの確認・生活必需品の買い出しを余裕を持って済ませられる。入社日の前日に引っ越すのは絶対に避けよう。万が一トラブルがあったときにリカバリーが効かない。逆に1か月前に入居すると、空家賃が発生してもったいない。

内定後の上京で活用できる割引・特典

サービス内容節約額の目安
学割引越しプラン大手引越し業者の学生向け割引1〜3万円
新生活応援キャンペーン家電量販店のセット割引2〜5万円
仲介手数料0円サービスオンライン不動産の手数料無料5〜10万円
フリーレント物件入居後1〜2ヶ月の家賃無料6〜14万円

これらを組み合わせれば、上京費用を15〜30万円削減できる可能性がある。特にオンライン賃貸サービスの仲介手数料0円は効果が大きいので、積極的に活用しよう。内定先の人事部に住宅補助の有無を早めに確認し、社宅制度がある場合は条件を細かくヒアリングしておくことも忘れずに。初期費用だけでなく月々の家賃負担を減らせる可能性がある。

また、親族からの援助を受ける場合は年間110万円までの贈与が非課税であることも覚えておこう。上京費用を計画的に準備すれば、入社後の生活に余裕が生まれる。新社会人としての第一歩を安心して踏み出すために、今から計画的に準備を進めよう。応援しています。

まとめ

内定後の上京準備は、半年間のプロジェクトだ。10月に情報収集を始め、12月に物件探しを開始し、1月中旬に契約。2月に引っ越し手配、3月中旬に入居というスケジュールが最も効率的かつ経済的である。(2026年4月時点)

最も重要なポイントを改めて整理する。

  • 社宅・住宅補助は物件探しの前に必ず確認する
  • 物件は1月中旬までに契約する(2月以降は競争激化)
  • 初期費用は家賃の4〜5か月分+引っ越し代+家具家電で合計60万〜100万円を見込む
  • 引っ越し業者は2月上旬までに予約する(3月は超繁忙期)
  • 転出届・転入届・ガス開通予約は忘れずに手配する
  • 入居日は入社2週間前を目安にする
  • 家具・家電は最低限から始め、必要に応じて買い足す

上京は大きな環境変化を伴うが、事前準備をしっかりすれば不安は軽減できる。このページの月別スケジュールと手続き一覧を活用して、計画的に準備を進めてほしい。

上京準備の全体像をさらに詳しく知りたい方は、上京チェックリスト完全版も併せて確認しよう。やるべきことを一つずつ潰していけば、安心して新生活をスタートできるはずだ。

大学別の上京準備のコツ【主要15校】

内定後の上京準備は、大学のあった都市と東京の比較から始まります。地方大学からの上京なら、東京の家賃水準・物件選びを一から学ぶ必要があります。一方、東京の大学を卒業する場合は、就職先のエリアに合わせた住み替えが中心となります。各大学のエリアごとに最適な準備があります。

東京内大学卒業者の上京(住み替え)パターン

  • 早稲田大学:高田馬場・落合に住み続けるか、新宿・渋谷勤務先に近いエリアへ
  • 慶應義塾大学:三田・日吉から、三田勤務なら継続、その他は田町・浜松町方面へ
  • 明治大学:御茶ノ水周辺から、丸の内・大手町・神田勤務先へ
  • 青山学院大学:表参道・青山から、渋谷・恵比寿勤務先へ
  • 立教大学:池袋から、池袋・新宿・東京駅方面へ
  • 中央大学:多摩から、東京都心部への大移動が必要
  • 東京大学:本郷・駒場から、IT企業多い渋谷・六本木方面へ

地方大学からの上京者は、東京どこに住む?エリア選び完全ガイドと各大学の専門ページの両方を参照すると、家賃水準のイメージがつかめます。

よくある質問