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仙台の治安ランキング2026
5区の犯罪データと安全な街の選び方
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仙台市5区の刑法犯発生率(人口1,000人あたり・令和7年)は、若林区の4.31から青葉区の7.94まで約1.8倍の開きがあります。宮城県警察が区ごとに公表した件数を仙台市の人口で割って算出しました。国分町や仙台駅がある青葉区の数字の読み方と、物件選びで確かめたい点をまとめます。
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仙台市5区の刑法犯発生率(令和7年・人口1,000人あたり)
令和7年(2025年)に仙台市内で警察が認知した刑法犯の件数(宮城県警察の確定値)を区の人口で割ると、発生率が低いのは若林区(4.31)・泉区(4.62)・太白区(4.81)、最も高いのは青葉区(7.94)です。仙台市全体では5.86。市全体を上回るのは青葉区と宮城野区(6.41)の2区で、残る3区は4点台に収まります。
この発生率は「その区で起きた事件の件数」を「その区に住む人の数」で割ったものです。住民一人ひとりの危険度をそのまま表すものではなく、繁華街や大きな駅があって外から人が通ってくる区ほど高く出ます。右端の昼夜間人口比率(100を超えると、区外から通勤・通学してくる人のほうが多い)とあわせて見てください。
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| 順位 | 区 | 認知件数(令和7年) | 人口(令和8年1月1日) | 発生率(人口1,000人あたり) | 昼夜間人口比率(令和2年・不詳補完値) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 若林区 | 596件 | 138,248人 | 4.31 | 97.4 |
| 2 | 泉区 | 952件 | 206,230人 | 4.62 | 90.1 |
| 3 | 太白区 | 1,130件 | 235,122人 | 4.81 | 80.6 |
| 4 | 宮城野区 | 1,199件 | 186,936人 | 6.41 | 109.6 |
| 5 | 青葉区 | 2,356件 | 296,662人 | 7.94 | 135.1 |
| - | 仙台市計 | 6,233件 | 1,063,198人 | 5.86 | 105.3 |
出典:認知件数は宮城県警察「刑法犯 認知・検挙状況(市区町村別) 令和7年中(確定値)」の刑法犯総数(発生した市区町村で集計した値)。人口は仙台市「区役所別登録人口世帯調べ」令和8年(2026年)1月1日現在(住民基本台帳・日本人住民と外国人住民の総数)。昼夜間人口比率は総務省統計局「令和2年国勢調査 従業地・通学地による人口・就業状態等集計」の参考表・不詳補完結果(令和2年10月1日現在)。勤め先や通学先が未回答の人を統計的に補った値です(補完前の原数値では青葉区130.8)。発生率(認知件数÷人口×1,000、小数第2位まで)はヤスクスム編集部が算出しました。
数字を読むときの注意点
件数ではなく人口あたりの発生率で比べる
認知件数は人口が多い区ほど多くなります。太白区(1,130件)の件数は若林区(596件)の約1.9倍ですが、人口も約1.7倍あるため、発生率にすると4.81と4.31で大きな差はありません。区どうしを比べるときは発生率を使います。なお、5区とも件数の半分以上は窃盗犯です。
上位3区の差は小さく、年によって順位が入れ替わる
若林区・泉区・太白区の発生率は4.31〜4.81で、差は0.5ほどです。前年の令和6年(2024年)の確定値を同じ人口で割ると、泉区(4.23)・若林区(4.60)・太白区(4.87)の順でした。発生率が低い3区と高い2区(宮城野区・青葉区)の顔ぶれは2年とも同じですが、3区の中の順位は年によって変わる程度の差と考えてください。
刑法犯全体の件数は区単位まで
宮城県警察は刑法犯の件数を市区町村別に公表しており、仙台市は5区別の数字があります。刑法犯全体を町丁目や駅ごとにまとめた統計は公表されていません。たとえば青葉区には国分町・一番町の繁華街がある一方、区の人口の約4分の1(約7.3万人)は宮城総合支所の管内(愛子・作並・錦ケ丘など)に住んでいます。区の数字は、性格の違う地域をまとめた平均だと考えてください。
自転車盗・車上ねらい・ひったくりなど7つの手口は、発生した町丁目・日付・時間帯付きのデータを宮城県警察が「犯罪オープンデータ」として公開しています(下の「自分で確認する方法」を参照)。物件の周りでどんな被害が起きているかを確かめる手がかりにはなりますが、刑法犯全体を表すものではありません。最後は物件の周りを自分の目で確かめてください。
件数と人口の時点が約1年ずれている
件数は令和7年(2025年)1年間の合計、人口は令和8年(2026年)1月1日現在の値です。件数の集計期間が終わった時点に最も近い人口を使っているためで、厳密には同じ時点の数字ではありません。
ネットで見かける「住んではいけない区」のランキングには、件数の実数や古い年の数字によるものがあり、発生率で見直すと順位が入れ替わることがあります。その違いは仙台の住みたくない街ランキングの真実で検証しています。
青葉区の発生率が高い理由:通勤・通学で人が集まる区
青葉区には国分町・一番町の繁華街と仙台駅があります。令和2年国勢調査(不詳補完値)の昼夜間人口比率は135.1で、5区で最も高い値です。夜間人口(住民)約31.2万人に対して、昼間人口は約42.1万人です。
国勢調査の昼間人口は、住民の数に区外から通勤・通学してくる人を足し、区外へ通勤・通学する人を引いた数で、買い物・飲食・観光で訪れる人は含みません。繁華街を訪れる人まで含めると、日中から夜にかけて区内にいる人はさらに多いと考えられます。
発生率の分母は住民の数だけです。区外から訪れた人が関わる事件も、起きた区の件数に入ります。そのため外から人が集まる区では、住民の人数に比べて件数が多く出ます。東京で千代田区の発生率が23区で最も高く出るのと同じ構図です。この数字だけで「青葉区に住むと危ない」とは言えません。青葉区で探す場合は、繁華街との位置関係と帰り道を物件ごとに確かめてください。
宮城野区(6.41)も市全体(5.86)を上回り、昼夜間人口比率は109.6と市全体(105.3)より高めです。宮城野区も「市平均よりやや高い区」と考え、駅と帰り道を現地で確認してください。
発生率が低い区の特徴:若林区・泉区・太白区
3区とも発生率は4点台で、仙台市全体(5.86)を下回ります。太白区(人口約23.5万人)と泉区(約20.6万人)は、青葉区に次ぐ人口規模がありながら4点台です。3区とも昼夜間人口比率が100を下回り(若林区97.4・泉区90.1・太白区80.6)、昼間は区外へ通勤・通学する人のほうが多い区です。
発生率が低くても、犯罪がないわけではありません。どの区を選んでも、物件の周りの道と建物の防犯設備は個別に確認が必要です。
仙台で物件を選ぶときに確認すること
区の数字で候補を絞ったら、物件ごとに次の点を確かめます。女性の一人暮らしでは、特に夜道と建物の設備を重視してください。
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| 確認項目 | 確認のしかた |
|---|---|
| 駅から物件までの夜道 | 街灯の間隔、人通り、営業中の店があるか。冬は日没が早く、夕方の帰宅時間でも暗くなるため、できれば日が暮れてから歩いて確かめる |
| 冬の道路 | 仙台市が12月から3月の積雪時に除雪・凍結防止作業をするのは主要な道路で、身近な生活道路は市民の協力が前提とされています。対象の道路は各区役所・総合支所で配られる路線図や「せんだいくらしのマップ」で確認できます。駅から物件までに坂や階段がないかもあわせて確かめる |
| 繁華街との位置関係 | 帰り道が国分町など繁華街の中心を通るかどうか。青葉区で探すときは特に確認する |
| ハザードマップ | 仙台市は総合ハザードマップ(地震・津波・洪水・ため池・土砂災害・内水氾濫)、地震ハザードマップ(揺れやすさ・液状化)、宅地造成履歴等情報マップ(切土・盛土などの造成の履歴)を公表しています。治安の数字とは別に、物件の住所で確認する |
| 建物の防犯設備 | オートロック、モニター付きインターホン、防犯カメラの有無。1階を避けるかどうかも検討する |
| 建物の管理状態 | エントランス・ゴミ置き場・郵便受けが荒れていないか |
| 交番の位置 | 最寄りの交番の場所と、そこまでの道を地図で確認する |
防犯の確認項目は女性が安心して一人暮らしできる街|防犯チェックリストにもまとめています(東京向けの記事ですが、確認項目は仙台でも使えます)。内見の手順全体は内見チェックリスト、朝の通勤の混み具合は仙台の通勤ラッシュ|路線別混雑データをご覧ください。
治安や災害リスクを自分で確認する方法
この記事で使った情報は、いずれも無料で公開されています。
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| 情報源 | 確認できること |
|---|---|
| 宮城県警察「犯罪統計の部屋」 | 市区町村別・警察署別の刑法犯の認知件数・検挙件数(年間の確定値)。県全体の月ごとの暫定値もある(区別の内訳はない) |
| 宮城県警察「犯罪オープンデータ」 | ひったくり・車上ねらい・部品ねらい・自動販売機ねらい・自動車盗・オートバイ盗・自転車盗の7手口について、発生した町丁目・日付・時間帯など(刑法犯全体ではない) |
| 宮城県警察「みやぎSecurityメール」 | 子供と女性の安全に関する情報、街頭犯罪などの発生・検挙情報のメール配信(利用は無料、通信料は自己負担) |
| 仙台市「住民基本台帳人口」 | 区別の人口(発生率の分母) |
| 仙台市「ハザードマップ等」 | 総合ハザードマップ・地震ハザードマップ・津波ハザードマップ・宅地造成履歴等情報マップなど。電子地図「せんだいくらしのマップ」でも確認できる |
| 仙台市「冬道の安全対策」 | 除雪・凍結防止をする道路、凍結防止剤の無料配布 |
| Googleマップ ストリートビュー | 道路の明るさ・見通し・周辺の店舗(撮影時期は場所によって異なる) |
東京と比べるとき(上京を考えている人へ)
同じ「認知件数÷人口×1,000」で計算すると(いずれも令和7年)、仙台市全体は5.86、東京23区全体は7.54です。区どうしで見ると、仙台で発生率が低い若林区・泉区・太白区は4台で、東京で低い杉並区(4.37)・目黒区(4.88)・練馬区(4.89)もほぼ同じ水準です。ただし、東京は警視庁、仙台は宮城県警察の統計で、集計の実務が同じとは限りません。目安の比較として見てください。
東京の区ごとの数字は東京の治安ランキング【23区犯罪データ】、引っ越しの費用と準備は上京にかかる費用まとめと上京前チェックリストにまとめています。
よくある質問
仙台市5区の治安とは?
仙台市5区の治安を数字で比べる方法の一つは、宮城県警察が公表する刑法犯認知件数を住民基本台帳人口で割った人口1,000人あたり発生率である。令和7年(2025年)中の認知件数を令和8年(2026年)1月1日の人口で割ると、発生率が低い順に若林区4.31・泉区4.62・太白区4.81・宮城野区6.41・青葉区7.94で、仙台市全体は5.86。青葉区は国分町・一番町の繁華街と仙台駅があり、昼夜間人口比率135.1(令和2年国勢調査・不詳補完値)と区外から通勤・通学する人が多いため発生率が高く出やすく、住民にとっての危険度を直接示すものではない。
仙台市5区で治安がいい区はどこ?
令和7年(2025年)の刑法犯認知件数を令和8年1月の人口で割ると、発生率が低い順に若林区(4.31)・泉区(4.62)・太白区(4.81)・宮城野区(6.41)・青葉区(7.94)です。
仙台の治安ランキングはどう見ればいい?
認知件数でなく人口1,000人あたりの発生率で比較します。国分町・仙台駅がある青葉区は昼夜間人口比率135.1(令和2年国勢調査・不詳補完値)と区外から通う人が多く、発生率が高く出やすい区です。
仙台市平均と比べてどのくらい差がある?
仙台市全体は5.86。最も低い若林区4.31と最も高い青葉区7.94では約1.8倍の差があります。低い3区の差は0.5ほどで、年によって順位が入れ替わります。
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