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上京して後悔した人の失敗談7選|
事前に知っておけば防げたこと

最終更新: 2026年3月 | 執筆: ヤスクスム編集部
ヤスクスムに相談に来る方の約3割が「前の物件選びで失敗した経験がある」と回答しています。最も多い失敗は収入に見合わない家賃の物件を選ぶこと(手取りの40%超を家賃に充てて生活が苦しくなる)で、次いで内見なし契約(写真と実物のギャップで後悔)、繁忙期の高額引越し(3月は通常期の2〜3倍)、通勤時間の過小評価(乗り換え含め実質60分超)が続きます。いずれも事前の情報収集で防げる失敗です。

失敗パターン一覧と損失額

まず7つの失敗パターンと、それぞれの金銭的・時間的な損失を一覧で確認しましょう。自分に当てはまりそうな項目があれば、該当する章を重点的に読んでください。

失敗パターン損失額の目安防止の難易度
1. 見栄で家賃を高く設定年間12〜24万円の過払い簡単(計算するだけ)
2. 内見なしで契約引越し費用30〜50万円(再引越しの場合)やや手間がかかる
3. 繁忙期に引越し5〜7万円の追加出費時期を選べれば簡単
4. 通勤時間の過小評価年間200〜400時間の浪費Google Mapsで確認可能
5. 初期費用で貯金を使い切る精神的ストレス+借入リスク予算計画で防止可能
6. 不動産屋に急かされて即決年間12〜24万円の過払い相場を事前に調べれば防止可能
7. 周辺環境の確認不足引越し費用30〜50万円(再引越しの場合)夜間の現地確認で防止可能

失敗1: 見栄で家賃を高く設定して生活が苦しくなった

「東京に住むならオシャレな街に住みたい」と、手取り22万円なのに家賃9万円の物件を選んだケースです。家賃を払うと手元に13万円しか残らず、食費・光熱費・通信費・交通費を引くと自由に使えるお金は月2〜3万円になってしまいます。貯金もできず、友人との食事も断るようになり、精神的に追い詰められたという声は少なくありません。

対策:家賃は手取りの25〜30%以内に収めるのが鉄則です。手取り22万円なら5.5〜6.6万円が適正ラインになります。板橋区・練馬区・北区ならこの価格帯で駅徒歩10分以内の物件が見つかるため、生活を楽しむための余裕を残すことを優先してください。

手取り適正家賃(25%)上限家賃(30%)住めるエリアの例
18万円4.5万円5.4万円葛飾区・足立区・江戸川区
20万円5万円6万円板橋区・練馬区・北区
23万円5.75万円6.9万円中野区・杉並区・荒川区
25万円6.25万円7.5万円世田谷区・豊島区・台東区

失敗2: 内見せずにネットだけで契約して後悔

地方から物件を探す場合、内見に行く時間と交通費がもったいないと感じてネットの写真だけで決めてしまうケースがあります。しかし実際に住んでみると「日当たりが悪い」「壁が薄くて隣の生活音が聞こえる」「広角レンズで撮影されていて実際は狭い」といったギャップに悩む人が非常に多いです。

対策:最低でも1回は内見に行くことを強くおすすめします。交通費は新幹線往復で2〜3万円かかりますが、合わない物件に住んで再び引越す費用(30〜50万円)と比べれば圧倒的に安い投資です。どうしても現地に行けない場合は、ビデオ通話によるオンライン内見を活用してください。不動産会社に「日当たり」「騒音」「実際の広さの印象」を具体的に質問するだけでも、写真だけで判断するよりもリスクを減らせます。

失敗3: 繁忙期に引っ越して引越し代が2倍

3月下旬に引っ越したところ、単身の引越しなのに見積もりが12万円だったというケースがあります。後から調べると同じ距離・荷物量で5月なら5万円でできたと知り、7万円の無駄に気づいて愕然としたという話です。3月中旬〜4月上旬は引越し業界の繁忙期で、料金が通常の2〜3倍に跳ね上がります。

対策:可能なら引越し時期を2月中旬〜3月上旬、または4月中旬以降にずらしましょう。どうしても3月に引っ越す場合は、平日を選ぶ・荷物を最小限にする・3社以上から相見積もりを取ることで料金を抑えられます。大型家具は地元で処分して東京で買い直した方が安くなるケースもあるでしょう。

失敗4: 通勤時間を甘く見て毎朝地獄

不動産サイトに「電車で30分」と書いてあったのに、実際は駅まで徒歩15分+乗り換え待ち10分+電車30分+会社まで徒歩10分で合計65分かかるケースです。しかも朝のラッシュ時は混雑率180%で、毎朝ぎゅうぎゅう詰めの電車に揺られることになります。半年で体調を崩して再び引越すことになった人もいます。

対策:Google Mapsで「到着時間」を朝8時台に設定して経路検索すると、乗り換え時間を含んだ実際の通勤時間がわかります。不動産広告の「駅まで徒歩○分」は80m=1分で計算しており、信号待ちや坂道は考慮されていません。実際にはプラス3〜5分を見込んでおくのが安全です。乗り換え1回以内、ドアtoドアで45分以内が快適な通勤の目安でしょう。

失敗5: 初期費用で貯金を使い切った

上京費用の合計が80万円で、貯金がちょうど80万円だったため全額使い切ってしまい、引越し後の1ヶ月目の生活費が足りなくなったケースです。給料日まであと2週間あるのにお金がない、という状況は精神的に相当つらいものがあります。

対策:上京費用とは別に「最低2ヶ月分の生活費(15〜20万円)」を手元に残しておくのが安全です。仲介手数料を0円にすれば7〜8万円を浮かせることができ、その分を生活費の予備資金に回せます。上京前の貯金目標は「初期費用+引越し代+家具家電+生活費2ヶ月分」で計算してください。

失敗6: 不動産屋に急かされて即決

初めての部屋探しで知識がなく、不動産会社の担当者に「今日決めないと他の人に取られます」と言われてその場で契約してしまうケースは後を絶ちません。後から相場を調べると、同じエリアの同条件物件より1万円以上高かったということもあります。年間にすると12万円以上の損失です。

対策:事前にSUUMOやHOME'Sで相場を調べておくことが最善の防御策です。「今日決めないと」と急かされても即決しないでください。人気物件は確かにすぐ埋まりますが、同じ条件の物件は他にもたくさんあります。最低3物件は内見して比較検討し、セカンドオピニオンとして別の不動産会社にも相談すると冷静な判断ができます。

失敗7: 周辺環境を確認せず騒音に悩まされた

内見は昼間に行ったので静かだったものの、夜になると近くの飲食店街から酔客の声が響いてきたケースがあります。線路沿いで早朝から電車の音が響く物件や、隣のコンビニの搬入作業の音が深夜に響く物件など、住んでみるまでわからない騒音問題は意外と多いです。

対策:可能であれば昼と夜の2回、駅から物件までの道を歩いてみてください。Google Mapsのストリートビューで周辺施設(居酒屋・カラオケ・コンビニ・線路)を確認するのも有効です。マンションノートなどの口コミサイトで騒音に関する投稿がないか調べるのもおすすめでしょう。

失敗を防ぐためにプロに相談する

上京での物件選びは、知らない土地で人生の大きな決断をするのと同じです。失敗の多くは「情報不足」と「焦り」が原因であり、事前に正しい情報を得ていれば防げたものばかりです。

ヤスクスムでは東京の物件市場に精通したスタッフが、予算・通勤先・ライフスタイルに合った物件を中立的な立場で提案しています。SUUMOやHOME'Sで気になる物件のURLをLINEで送ってもらえれば、その物件の良い点と気になる点を率直にお伝えします。仲介手数料は0円〜上限5万円のため、初期費用を抑えながら失敗しない物件選びが実現できるでしょう。

よくある質問